Activision Blizzardは、人気リアルタイムストラテジーゲームの続編でトリロジーの第一弾となるStarCraft II: Wings of Libertyを、2010年前半に延期すると発表しました。
ActivisionのBobby Kotick氏やBlizzardのMike Morhaime氏が海外メディアに語った内容によると、延期の理由は開発の遅れではなく、オンラインサービスBattle.netの新バージョン立ち上げが影響しているそうです。
同社は、Battle.netにXbox LIVEとよく似たソーシャルネットワーク系の新機能を導入する予定で、そのローンチをStarCraft IIの発売に同期させたい考え。トーナメント、ランキング、マッチメイキングといった一般的なオンライン機能に加え、クロスゲームコミュニケーションやアカウント統合など、多数のフィーチャーが用意されるようです。
またBlizzardは、StarCraft IIの延期が、その他の新作発売日には影響しないことも確認。特に心配されるDiablo IIIについてMorhaime氏は、「現時点で結論を出すことはできないが、2010年の登場を予想しても良い」と話しており、StarCraft IIの二つの拡張パックについても、本編リリース後速やかに開発に取り掛かるとのこと。
ファンにとって延期のニュースは非常に残念ですが、今月21日に開催されるBlizCon 2009で何らかの新発表があることを期待しましょう。(ソース: Gamasutra)
(c)2009 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
【関連記事】
Blizzardが謎のタイトル『Cataclysm』を商標登録。完全新作MMOの可能性も…
MMO業界のボス Blizzardが語る「MMORPGのコンソール展開における4つのハードル」
E3 09: Blizzard、『StarCraft II』を2009年中にリリース予定
Blizzardがまったく新しいIPの新作MMO開発を進めている?
『StarCraft 2』の開発が最終段階へ、BlizzCon 2009の開催日も決定
新設計のBattle.netも!『StarCraft II』のベータテストが数ヶ月以内に開始予定
オンラインサービスの先駆けもいよいよ新世紀…噂の『Battle.net 2.0』新機能リスト
特集
PC アクセスランキング
-
PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調
-
美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう
-
『Mortal Kombat 1』次期DLCキャラ「ホームランダー」チラ見せ! ドラマ「ザ・ボーイズ」より参戦
-
PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」
-
中世領主ストラテジー『Manor Lords』Steam同接は15万人を超え好調―住民が家に住んでくれなくなるバグに注意
-
デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応
-
『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施
-
怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決
-
街づくり、資源管理、戦闘で村を成長させていく中世シム『Manor Lords』同接13万人突破!早期アクセス開始からわずか2時間
-
新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活