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SteelSeriesの配信者向けマイク「Alias」は、ジェット戦闘機の騒音だってキャンセルしてくれるぞ!【TGS2023】

東京ゲームショウ2023「SteelSeries」ブースで披露された新製品!

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SteelSeriesの配信者向けマイク「Alias」は、ジェット戦闘機の騒音だってキャンセルしてくれるぞ!【TGS2023】
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熱狂のうちに幕を閉じた東京ゲームショウ2023では、「一般には公開できない製品」も出展されました。

それは一部のメディア関係者以外には絶対に見ることができないもので、さらにメーカーが指定した情報解禁日を守るよう指示されます。そんなわけで、筆者はこの記事を書きながら、手の震えを抑え切れません。それくらい「この度のクローズドな情報公開に興奮している」ということでもあります。

そのようにして、メディア向けに先んじてひっそりと情報を公開したのはゲーミングデバイスで知られるSteelSeries。同社はこの度、新たな配信者向けマイク「Alias」を開発し、東京ゲームショウ2023にてお披露目しました。

USB-Cケーブルのみで稼働できる!

SteelSeriesブースに設けられたシークレットスペース。大人が数人入るだけで満杯になってしまうほど狭い小部屋ですが、何やら立派な配信機材が設置されています。

ゲーム実況者が使うようなPCと、それに接続された立派なマイク。この製品こそが「Alias」と、その上位版「Alias Pro」です。

接続方式は「Alias」ではUSB-C、『Pro』はXLRタイプコネクター。後者は製品名の通りプロ向けで、手元で音声を調整するためのミキサーも用意されています。そこから2台のPCに接続することも可能。

一方で「Alias」にはそうした機能はありませんが(デュアル接続機能もナシ)、言い換えればこちらはUSB-Cケーブル1本あればPCに接続できるということ。その手軽さは文章で書く以上のパフォーマンスと言えます。

よりクリアな音声配信を可能にするため、搭載されているマイクカプセルは従来品の3倍の大きさ。その上で、「Alias」2製品は単一指向性「カーディオイド」マイクです。キーボードやPC本体の駆動音等の余計な音は極力拾わない設計になっています。

最大SPL(最大入力音圧)は120dB、さらに周囲の雑音を遮断するノイズキャンセリング機能も備わっているそうです。

ジェット戦闘機の騒音も問題なし!

ここで筆者は、「ジェット戦闘機が上空を飛び交う中での音声配信」の動画を試聴する機会に恵まれました。

筆者は生まれと現住所こそ静岡県静岡市ですが、生後1ヶ月から高校卒業まで神奈川県相模原市に住んでいました。相模原市はアメリカ軍の飛行区域の只中で、中学生の頃はF-14トムキャットが低空で飛んでいたりも(この当時トムキャットは現役でした)。

故に、戦闘機の騒音がどれほどのものかよく知っているつもりですが、何と「Alias」はそれを殆ど気にならないレベルにまで軽減できます! しかし、実際にはどれくらいの騒音の中でも問題なく“配信者向けマイク”として利用できるのでしょう? 思い切って「この製品は、何dBまでノイズをキャンセルできるのですか?」と訊いてみたところ、SteelSeriesの製品開発スタッフからは「私たちにも分からない」という驚きの返事が返ってきました。しかし、これはけっして「自信がなくて答えられないから」という意図での回答ではありません。

成長し続けるノイズキャンセリング機能

「Alias」のノイズキャンセリング機能には、AIを活用したシステムを採用しています。そしてAIは「成長するもの」です。従って、AIが賢くなれば「Alias」のノイズキャンセリング機能のパフォーマンスも向上していきます。「私たちにも分かりません」とは、そういう意味です。

自宅の近所に空港があるせいで、飛行機からの騒音がライブの邪魔をしてしまう……という配信者を筆者は知ってます。そうでなくとも、近所で工事があったらやはり騒音が発生して配信の邪魔に……という事態も考えられます。

そうした要素を丸々カットできる機能が、「Alias」には備わっています。す、すげぇ!

さらに、独自ソフト「Sonar」を使えば微妙な音量・音質調整、ミキシングが可能です。BGMのセッティング、自身の声の大小など「Sonar」を使って簡単に操作できる仕組みです。まるで音楽プロデューサーになったような気分!

手軽な「無印」がオススメ!

筆者としては、よほど音質にこだわる配信を実施しているというのでなければ無印(「Pro」ではないほう)がいいのでは……と考えています。

筆者自身、USB-C接続の外付けマイクを持っていますが、いざとなればコンビニでも購入できる汎用ケーブルで接続できるというのは見逃せない特徴です。上述のノイズキャンセリング機能は無印でも変わりなく実装されていて、これはもうハイアマチュア向けの製品だよなぁ……というのが筆者の感想です。

もちろん、配信だけでなく仕事でも「Alias」を活用することができます。それこそテレビをつけっぱなしにしながらWeb会議、ということもできるはずです。筆者自身、執筆しているメディア(Game*Sparkじゃないですよ!)の定例Web会議の際にテレビをつけっぱにしていたせいで「澤田さん、とりあえずテレビ切ってもらえませんか?」と叱られたことがあります。

つまり、「Alias」があればテレビつけっぱの状態でも向こうにサボってることがバレずWeb会議を進められるってことか!? うおっ、「Alias」買っちまおうかな!?

そんな「Alias」は、10月20日から全国の家電量販店及びAmazonでの販売を開始します。予約受付は10月4日から開始。価格は無印が32,970円、「Alias Pro」が58,270円です。


《澤田 真一》

ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

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