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Bungieがチート販売業者に起こしていた訴訟で約16億円の損害賠償が認められる

Bungieはオンラインシューター『Destiny 2』などで知られます。

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Bungieがチート販売業者に起こしていた訴訟で約16億円の損害賠償が認められる
  • Bungieがチート販売業者に起こしていた訴訟で約16億円の損害賠償が認められる
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Bungieが『Destiny 2』のチートソフトをVeterancheats.comにて販売していたMihai Claudiu-Florentin被告を相手に起こしていた訴訟で、約16億円の損害賠償が欠席裁判にて認められました。

2月に起こされていた訴訟

Bungieは2月に12,059,912.98ドル(約16億円)の損害賠償を請求する訴訟をClaudiu-Florentin被告に対して起こしていました。同被告はVeterancheats.comというウェブサイトにおいてチートソフトを販売し、『Destiny 2』に関しては少なくとも5,848回の取引があったとされていました。


ほぼ全面的にBungieの主張が認められる

海外メディアTheGamePostが報じた内容によると、Claudiu-Florentin被告に対して起こされていた著作権違反、DMCA違反、契約違反、契約関係への意図的干渉、CPA違反とする訴訟は、欠席裁判としてCPA違反を除く全てが認められました。その結果賠償請求額は12,059,912.98ドル(約16億円)とすることと、今後永久にBungieの著作権およびDMCA申し立ての根拠になった行為を禁止するとの命令も下されています。

TheGamePostやKotakuではVeterancheats.comから『Destiny 2』のチートソフトは消えたものの、他のゲームに関するものは残っていると問題視。一方でPCGamesNでは損害賠償額を実際に回収できるかは不透明ではあっても、Bungieの積極的なアプローチはチートとの戦いを止めないという強力なシグナルになると評価しています。


《いわし》

誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

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