LGエレクトロニクス・ジャパン、有機ELパネル「LG OLED evo」&液晶パネル「LG QNED MiniLED」発表―HDMI2.1準拠のVRR/ALLM/eARCに対応し、没入感の高いゲーム体験を実現【レポート】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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LGエレクトロニクス・ジャパン、有機ELパネル「LG OLED evo」&液晶パネル「LG QNED MiniLED」発表―HDMI2.1準拠のVRR/ALLM/eARCに対応し、没入感の高いゲーム体験を実現【レポート】

LGエレクトロニクス・ジャパンが5月17日に行った新製品オンライン発表会について、レポートをお届け。

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  • マーケティングチーム・中澤央氏
  • マーケティング統括責任者・宇佐美夕佳氏
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LGエレクトロニクス・ジャパンは、5月17日、テレビ製品をはじめとするホームエンタテインメント新製品に関するメディア向けオンライン発表会を実施しました。会場にはマーケティング統括責任者・宇佐美夕佳氏と、マーケティングチーム・中澤央氏が登壇。

発表会では、高輝度・高純度の色を実現する有機ELパネル「LG OLED evo」と色の表現を鮮やかに進化させた液晶パネル「LG QNED MiniLED」、AIが視聴したいコンテンツのジャンルとシーンに合わせて画質と音質を最適化させるエンジン「α9 Gen4 AI Processor」についての紹介が行われました。本稿では、同発表会についてのレポートをお届けします。

これからの世界基準・新基準として発表された「LG OLED evo」&「LG QNED MiniLED」

技術力やデザイン性が高く評価され、世界中の専門機関やメディアから数々の賞を受賞してきたLG。有機ELテレビにおいては8年連続で販売シェアトップの世界No.1ブランドとして世界中から支持されており、日本市場でも2010年のテレビ市場参入を皮切りに、様々な製品を展開。2019年には国内初となる8K対応の有機ELテレビとHDMI2.1対応のテレビを導入するなど、常に新しい挑戦に取り組みながら、最先端の技術を日本市場に提供しています。

そして2021年。LGの宇佐美氏は、テレビというデバイスの提供だけでなく、テレビを通して得られる体験とその先の価値を提供するべく「新時代のテレビを作れ。」というコンセプトのもと、これからの新しい時代にふさわしい、新たな基準となるテレビを用意したと紹介してくれました。

マーケティング統括責任者・宇佐美夕佳氏

最初に説明が行われたのが、有機ELパネル「LG OLED evo」。従来の有機ELパネルのOLEDピクセル構造を変更し、新レイヤーを追加することにより従来より明るく色の再現性を向上させているとのこと。中澤氏は「これからの世界基準となる、次世代有機ELパネルとなる」とアピールしました。




マーケティングチーム・中澤央氏

従来の液晶パネルより、パネル構造にminiLEDバックライトと量子ドットNanoCellカラーテクノロジーを組み合わせることによって、従来の液晶テレビよりも色の表現力を鮮やかに進化させた「LG QNED MiniLED」。従来の液晶テレビと比べて、LEDの数は32倍、パネルの駆動エリアも16倍に細分化し、輝度も2倍となっています。




エンジンは、従来の視聴コンテンツのジャンルだけではなく、夜景や街並みといったシーンにおいても、リアルタイムでAIが自動で認識し映像とサウンドを自動で最適化する「α9 Gen4 AI Processor」を搭載。視聴したいコンテンツのジャンルとシーンに合わせて、AIが画質と音質を自動で最適化してくれます。


従来のエンジン(α9 Gen3 AI Processor)には、視聴するコンテンツのジャンルに合わせてAIが自動で認識し様々な映像ジャンルを自動で最適な画質に変換する「AI映像プロ」と、映像のジャンルをAIが分析しドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽のジャンルに合わせてサウンドを調整し、臨場感あふれるバーチャル5.1.2チャンネルに変換する「AIサウンドプロ」の機能がありました。

同じく、新製品のマジックリモコンは、PCのマウスのように感覚的に操作が可能。マジックリモコンをかざすだけで縦横にスクロールして移動して移動でき、観たいコンテンツを探しやすいのも特徴となっています。

ほかにもオートボリュームレベリング機能により、様々なアプリやチャンネルをまたいで視聴する時も一貫した音声レベルをキープ。WebOS6.0を採用しており、ネット動画を立ち上げても再生されるまでの時間がこれまでの約半分のスピードになっているとのことです。


搭載している「Dolby Vision IQ」が、部屋の明るさに応じて画質を自動で最適化。「Dolby Atmos」が映像に合わせてサウンドが移動するため、没入感溢れる立体音響体験を可能としています。

「FILMMAKER」により、フレーム補間なく色温度もそのままの再現でき、映画やドキュメンタリー番組を制作者の意図通りの原画をそのまま再現。

また、インテリアとして馴染むデザインでありながら、より迫力のある音響を提供するサウンドバーも用意しているとのこと。

サウンドバーの新製品QP5Wは迫力ある音響と、インテリアになじむデザインを両立。

なお、同機はHDMI2.1に準拠したeARC、可変リフレッシュレート、自動低遅延モードをサポートしており、ゲーム機本来のスペックを余すことなく楽しむことが可能に。応答速度1msとG-SYNCに対応しているため、高速映像もくっきりし残像感を残さず、ゲーム機の映像で発生するズレやカクつきを抑えてくれます。

さらにHGiGにも対応し、ゲーム中のシーンの画質において発生しやすい白飛びや黒つぶれを抑制可能。加えて、ゲームオプティマイザ機能により、「FPS」「RTS」「RPG」「スタンダード」の4つのジャンルに合わせて映像とサウンドを最適化してくれるそうです。




最後に、中澤氏が「新たなテレビの世界基準、新基準を今回の製品を通して皆さんに実感して頂けると確信していますので、ぜひ新時代のテレビをその目と耳でご体感いただければと思います」と話し、発表会をまとめました。

進化した世界基準の有機ELパネル「LG OLED evo」と、新基準となる次世代液晶パネル「LG QNED MiniLED」、そして進化したエンジン「α9 Gen4 AI Processor」。従来の基準を超えた新たなテレビ体験に、期待が大きく高まる発表会となりました。

《島中一郎》
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