世界的な脅威が心配される「エボラ出血熱」流行により、売上が上昇するという思わぬ影響を受けた伝染病パンデミック戦略ゲーム『Plague Inc.』。本作をきっかけとして行われている伝染病対策への寄付金額が76,000ドル(約897万円)を超えたことが明らかになりました。
『Plague Inc.』がリリースされたのは2013年。本作を開発したJames Vaughan氏は「エボラ出血熱」の流行以前より、感染症や健康問題に関する議論を行っており、本作ゲーム内でもそうしたニュースを告知するなど、健康問題へ積極的に関与してきた人物です。
Vaughan氏は「エボラ出血熱」の流行という恐ろしい状況に便乗したゲームと思われたくないと語ると共に、『Plague Inc.』の影響力でそうした状況に対する助けとなることを考え、今回の寄付キャンペーンを行ったと説明しています。
寄付キャンペーンでは、Vaughan氏自身もかなりの額の寄付を行った上で、『Plague Inc.』内でメッセージを表示し、プレイヤーへの呼びかけを行ったとのこと。寄付ページには現在までに80万プレイヤーが訪れ、76,000ドルの寄付が行われています。今回の寄付の結果にVaughan氏は、「本作とそのプレイヤーを非常に誇りに思う」と語っています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
最大70%OFF!『ダンガンロンパ』『極限脱出』などのシリーズ作がセット&セールでコスパ抜群─アクションADVやSRPGもお買い得【eショップ・PS Storeのお勧めセール】
-
『ときメモ』公式Xが“新情報”を予感させる意味深投稿…5月27日の30周年当日に何かが起こるかも?
-
Microsoftが新スタジオ「The Initiative」を設立…Ninja Theoryなど4スタジオの買収も発表【E3 2018】
-
「ずっとやりたかったようなゲームが出るまで待ちくたびれたから、自分で作ることにした」業を煮やした海外名作開発者の次回作とは
-
『ディビジョン』シリーズ新作『Tom Clancy’s The Division Heartland』開発中止―発表から3年
-
マイクラセール実施中!『マインクラフト』15周年記念でシリーズ作品が一挙お買い得に
-
「次がないとは言い切れないが…」『スマブラ』新作について桜井政博氏YouTubeチャンネルにて語る
-
『GTA5』の継続的売上が2025年秋発売『GTA6』への自信の根拠、市場の期待は“最高潮”―テイクツーCEOが決算説明会にて語る
-
【期間限定無料】地球外の機械を調査する「非常に好評」パズルゲーム『Machinika Museum』Steamにて無料配布!
-
『PAYDAY 3』不振で開発元・StarbreezeのCEOが交代に…「異なるリーダーシップが必要」と判断、未来はどうなる?