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海外レビューハイスコア『インディカ』―宗教的なテーマにこれほど細やかに取り組む勇気のあるゲームは少ない

2024年5月2日発売『インディカ』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『インディカ』
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Game Rant: 90/100

GRYOnline.pl: 85/100

『インディカ』は“フランケンシュタインの怪物”のようなもので、場違いとも思えるさまざまな部品を寄せ集めて作られている。しかし、面白いゲームプレイと非常に興味をそそる筋書きを特に重視しているなら、注目に値する。

GameSpew: 80/100

『インディカ』はこれまでにプレイした中で最高級にシュールなゲームだ。短い作品だが、ダークで予測不可能なストーリーと考え抜かれた魅力的なパズルのおかげでお勧めしやすい。

XboxEra: 80/100

『インディカ』は風変わりで素晴らしい作品だ。3Dのフォトリアリスティックアートと2Dのピクセルグラフィックの融合により大胆な選択をしている。優れた脚本と優れた声優が平凡なゲームプレイを支え、忘れられない体験を生み出した。

Everyeye.it: 80/100

宗教的なテーマにこれほど細やかに取り組む勇気のあるゲームは少ないが、『インディカ』は確かにその中の一つだ。一風変わった作品なので、一般大衆に知ってもらうことに苦戦するかもしれないが、幸運にも本作を試した人はきっと良い思い出になると信じている。良くも悪くも。

Voxel: 78/100

『インディカ』は出せる結果以上の約束をする非常に型破りなゲームだ。本作には没入感のある優れたストーリーがあるものの、単純なパズルや目立った新しい特徴のないゲームプレイといった、それ以外の要素でミスを犯している。

Screen Rant: 70/100

芸術作品としては微妙に奇妙で、最高のタイミングでも操作しづらいゲームだ。主人公が腕を振り回して落下する間抜けなアニメーションは90年代のクラシック3Dゲームのような古臭さだし、見えない壁や単純すぎるパズルはしばしばゲームが荒削りだと感じさせる。

GameSkinny: 60/100

『インディカ』はパズルやプラットフォーマーの要素を備えた、創造的で思慮に富んだナラティブゲームだ。しかし、標準的なゲーマー向けの作品ではない。


PC(Steam, GOG.COM)向けに2024年5月2日に発売された『インディカ』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で80点(総レビュー数22件)でした。

総じて、ストーリーは高く評価されています。一方、パズルやゲームプレイでは評価が分かれているようです。

本作は、別世界の19世紀ロシアを舞台にしたストーリー重視のアドベンチャーゲームです。プレイヤーは若き修道女インディカとなり、宗教的ビジョンと厳しい現実が衝突する奇妙な世界で、悪魔とともに自分探しの旅に出ます。インディカが発見する世界はドストエフスキーやブルガーコフの小説そのままの、喜劇と悲劇の組み合わせだと謳っています。

『インディカ』は、PC(Steam, GOG.COM)向けに配信中です。


《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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