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『GTA6』開発Rockstar Gamesによる脱リモートワークの動きに反発―悪しきクランチ習慣復活への布石との危惧も

ロックスター・ゲームスがハイブリッドワーキングの方針を転換した結果、『GTA6』開発スタジオの従業員が猛反発している模様です。

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『GTA6』開発Rockstar Gamesによる脱リモートワークの動きに反発―悪しきクランチ習慣復活への布石との危惧も
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全世界のファンから注目を集める『GTA6』、その開発スタジオの労働者らがRockstar Gamesによる脱リモートワークの動きに猛反発しているとVGCが報じています

労働者らからは「悪しきクランチ習慣復活への布石では?」と訝しむ声も出るなど、従来の働き方への回帰を巡って大揺れに揺れている模様です。

Rockstar Gamesの方針転換に労働者ら猛反発、業界特有の労働問題も反発を増幅か?

事の発端はRockstar Gamesがこれまでのハイブリッドワーキングの方針を転換し、4月から週5日のオフィスへの出勤を労働者に求めたところから始まります。

同社のパブリッシング責任者Jenn Kolbe氏の名が記されたメールによれば「生産性とセキュリティ上の理由から」今回の方針転換が行われたとのことですが、これを受け労働者らは猛反発しているとのこと。

Jenn Kolbe氏はメールの文中にて「今回の方針転換は、次の『GTA』作品を提供するうえでその品質水準と洗練さにおいて作品を最高のものとしてくれる」とするなど、今回の方針転換の意義を強調。その一方で労働者らからは「悪しきクランチ習慣復活への布石では?」と訝しむ声も挙げられるなど、相当の反発が出ているようです。

ゲーム業界に限らず従業員へのオフィスへの出社を義務付ける「脱リモートワーク」の動きは、業種問わず多くの企業で行われています。一方で通勤といった負担軽減などの理由からリモートワークの継続を求める従業員も多いのが実情です。

クランチなど業界特有の問題なども絡んだ結果なおのこと複雑化しているこの問題、ファンとしては『GTA6』に悪影響を及ぼさないことを願うばかりです。



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《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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