Game*Spark編集部がオススメする2月第2週の特選インディー3選をお届け!
今週は、ゾンビを使役して楽園を建設する『Welcome to ParadiZe』、故人のお部屋を代理で片づける遺品整理シミュ『Project Homecoming Haven』、最大4人マルチ対応のボディカム風Co-opホラー『Demonsomnia』の3本です。
Welcome to ParadiZe
本作は、シングルプレイ/最大4人のオンライン協力プレイに対応するゾンビアクションサバイバルです。ゾンビだらけの地上の楽園「ParadiZe」で生き残ることを目標としており、拠点を築いてのんびり過ごしたり、広い荒野を旅したりしながら暮らしていきます。
そして、本作の最大の特徴はゾンビをペットとして飼えることです。謎の先進技術であるハッキングヘルメットをゾンビに使うと、ゾンビを使役できるようになります。ハッキングしたゾンビの使い方はさまざま。武器を持たせて拠点を防衛させたり、拠点の維持のために発電させたり、旅のお供として連れて行ったり、ただの親友とすることもできます。
世界を探索してスクラップを集めれば数百種類の武器やアーマー、モジュールを制作でき、ゾンビに装備できます。プレイヤーのタレントツリーで戦闘、サバイバル、ハッキングなどのスキルをマスターすれば、いずれはゾンビのボスになることも夢ではないでしょう。
Steamストアページの表記によればRemote Play Togetherにも対応しており、ゲームを持っていないフレンドともインターネットを介して最大4人でプレイ可能です。また、デモ版も配信されており、発売前にその内容を詳しくチェックできます。
タイトル:Welcome to ParadiZe
対応機種:PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S
発売日:2024年2月29日
価格:3,400円(3月1日まで2,890円のセール中)
日本語:あり
Project Homecoming Haven
『コーヒートーク』で知られるToge Productionsは、遺品を中心としたハウスクリーニング・シミュレーション『Project Homecoming Haven』のプロトタイプをitch.ioにて配信しました。
本作は、ハウスクリーニング・サービス「トラウマ・クリーナー(Trauma Cleaner)」として遺族から依頼を受け、故人の部屋や家を片付けるシミュレーションゲームです。プレイヤーはハウスクリーニング業にて、遺品を回収したり、遺族に渡したりする過程で故人の人生や人間関係を伺うことができます。
それぞれの家は、所有者の人生や経験を感じられるようになっており、発見された品々からは人間関係をさらに知ることができるようになっています。また、プレイヤーのアイテムに関する決断は、ストーリーに影響を与え、新たな物語要素を明らかにするようです。
現在配信されているプロトタイプ(0.0.3)では、依頼一件分をプレイ可能。故人のアパートメントの一室を、姉妹である依頼人の代わりに整理します。本作は買い手が価格を決定できる“Name Your Own Price”設定となっているため、無料でもダウンロード可能です。
タイトル:Project Homecoming Haven
対応機種:PC(itch.io)
発売日:未定
価格:未定
日本語:なし
Demonsomnia
本作は、最大4人でのCo-opに対応したホラーゲームです。Unreal Engine 5で開発が進められており、リアルなグラフィックで描かれるボディカメラ視点でのホラー体験を特徴としています。
舞台となるのは放射能によって汚染された森とそこにある邸宅。プレイヤーは政府から派遣された調査員として、放射能によって生み出された謎の怪物の正体を探っていきます。森は放射性物質を浴びて変異を遂げた奇妙な生き物や村人たちで溢れ、プレイヤーに襲いかかってきます。危機に対処するにはさまざまな物資を使用したり、ピストルやマシンガンなどの銃器を購入することも重要です。
Co-opプレイに必要なボイスチャット機能はゲーム内のトランシーバーとして実装され、使用することで離れた味方とも交信できるそうです。マルチプレイモードにはLAN機能とオンライン機能の両方を備えています。また、ストアページではデモ版のダウンロードも可能です。
タイトル:Demonsomnia
対応機種:PC(Steam)
発売日:2024年4月
価格:未定
日本語:あり