畑を荒らす不届き者を討つときが来たんだ!ヴァンサバ系農業アクション『Noxious Weeds』四季折々のステージで大暴れ【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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畑を荒らす不届き者を討つときが来たんだ!ヴァンサバ系農業アクション『Noxious Weeds』四季折々のステージで大暴れ【プレイレポ】

どうしても勝てない時は設定から敵のパラメータをちょちょいのちょいしてですね……!

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畑を荒らす不届き者を討つときが来たんだ!ヴァンサバ系農業アクション『Noxious Weeds』四季折々のステージで大暴れ【プレイレポ】
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今回はSolar Eclipse Gamesが、2024年1月10日にSteamにてPC(Windows/ Steam OS + Linux)向けに早期アクセスリリースしたローグライクアクション『Noxious Weeds』をご紹介します。

『Noxious Weeds』とは?

本作は、いまは剣を置いた元冒険者の「農家」として、迫りくる化物たちを張り倒して農場を守り抜くヴァンサバ系農業ローグライク。右手にクワを、左手には野菜を握りしめ、畑を荒らす不届きな連中を血祭りフェスティバルで懲らしめていきます。

早期アクセスということで、記事執筆時点のバージョンでは、体力、移動速度、攻撃力などの彼我の差にややアンバランスはあるものの、設定から調整可能です。高難度に感じた際はよろしくパラメータを弄ると良いでしょう。

ヴァンサバ系のシステムであるため、基本的な部分は安定して楽しいプレイフィールで、それらを彩る農業成分がまた面白い本作。四季を生き残り、地形ダメージをかわしつつ、今日も農具を振るって元気に敵を蹴散らしていきましょう。

操作・設定・言語

本作はキーボード&マウスおよびコントローラーに対応しています。後者は部分的な対応とのことでしたが、筆者がプレイした範囲では、特に不具合を感じること無く快適に遊ぶことができました。どちらを選んでもプレイフィールに大きな差はなかったので、各人のお好みで良いでしょう。

他には画面のアスペクト比、サウンド調整および各種オーソドックスな項目が並んでいます。日本語にも対応しており、一部はまだ原語のままだったりしますが、プレイ自体に大きな支障はありませんでした。

「敵の設定」項目については、各種値を設定することで遊びやすさを整えることができます。デフォルト設定のままだと、敵の数が増える後半戦、何もできないまま囲まれて理不尽に死ぬ場面がちょくちょくあったので、この項目をうまく調整すればさらに遊びやすくなる印象でした。

本編開始

さあ始まりましたヴァンサバ系農業アクション。トップ画面から、開始、登場人物、ステージを順に選択し、ゲームをはじめていきます。ゲームの基本的な流れは、1日のそれぞれを1回のウェーブとして、10日間つまり合計20回のウェーブを生き残っていくというもの。1回のウェーブは、30秒から60秒(ボス戦だともう少し長くなることも)程度なので、1ステージはだいたい20分ちょいで遊ぶことができますね。

登場人物には、それぞれ基本能力が設定されていて、ウェーブ終了後に毎回ランダム表示されるステータスアップを選択することで、少しずつ強化されていきます。他のキャラクターについてはアンロックで使用可能になり、様々な条件を満たすことで、こちらも少しずつ開放されていきます。

すべては確認できませんでしたが、「農家」の能力値を基準にして、他キャラに一長一短(?)な特徴を持たせている印象でした。

そんなキャラクター強化については、このようにウェーブ中、敵を倒すことでドロップした「ビタミン」を集めることで、一定数ごとにレベルアップが行われます。また同じくドロップする「水」は通貨的な役割を果たしており、こちらは一定数集めるごとに、最終的にはウェーブ終了後に「スキル」を購入可能になります。

他にもステージマップには、回復薬の「治癒ティーポット」や、一緒に戦ってくれる「野菜」といった、我々をサポートしてくれるアイテムがランダムで出現し、敵との激しい攻防戦において大切な命綱になります。積極的に活用していくと良いでしょう。

さてさて、毎回ウェーブ開始前には、このように「商売道具」をひとつ選びます。道具は画面下6つのスロット分まで装備でき、また道具にはそれぞれ数段階の強化が用意されています。

戦略としては、最初のウェーブ数回のうちに道具のひとつを最終強化まで持っていくか、または複数の道具を揃えて残りのウェーブを通して徐々に鍛えていくか……のどちらかになるでしょう。

ウェーブには昼夜以外に「天気」の要素があり、場合によっては敵にバフがかかり、こちらが不利になることもあるので立ち回りは要注意。今後の天気予報も確認できるので、今のウェーブ中に無理してでもビタミンを拾うか、逃げ回って体力を温存するかなどなど考えるのもまた楽しいですね。

基本的な部分について説明したところで、実際に戦ってみましょう。ご覧のように見下ろし型の視点で中のキャラを操作していきます。攻撃は時間ごとに自動で行われるいつものヴァンサバスタイル。しかし序盤のウェーブは能力が育っておらず、攻撃速度など諸々もたもたしがちなので、無理をせず、敵と距離を保ちながら「野菜」を収穫して防御を固めると良いでしょう。

ウェーブ後は、取得したビタミンの数に応じて、このようにステータスアップの項目が選択可能。使用するキャラクターの基本能力値にもよりますが、ウェーブ後半になればなるほど攻撃力と体力の高い敵が押し寄せて囲まれるので、移動や攻撃速度アップ系は取得しておくと良いかもしれません。

このマップでは桜の木ですね。

これ以外にもステータスアップには、ウェーブ中にランダムで生成され続ける「木」などを収穫します。これは前述の「水」を通貨にスキル等と交換できるもので、かなり旨味があるため、積極的に収穫すると良いでしょう。

収穫するとウェーブ後、このような画面が表示され、取得するか返金(水に戻す)かを選択できます。こういったアイテムには大抵、ある能力値はプラスで、別のはマイナスといった数字が割り振られています。その時における自身のステータスを確認しつつ、時にはあえて一部能力値を犠牲にしてでも、他を伸ばすといった判断も必要になることでしょう。

ところで、ウェーブ5日目を超えたあたりから、敵の攻撃……というよりも数と勢いがどんどん密度高めになってきます。シンプルに追跡して近接攻撃を仕掛けてくるやつ、死亡時に爆発するやつ、一気に距離を詰めて体当たりしてくるやつ、遠距離攻撃でじわじわダメージ与えてくるやつなどなど……。

そのため、囲まれたらみるみるHPが溶けていき、かといって引き離そうにも難しく、一瞬で十字砲火を叩き込まれて、あっという間に大地へ還される我らが農家の姿がそこに。ボス戦とかになるともう勝ち筋が見えず絶望でしたよ……!

いやいやこれはきっと筆者のゲームスキルがうんちっち(やわらかい表現)だから……と、その後も何度か挑戦したのですが、どんなにキャラを鍛えて立ち回りを頑張っても、運が悪いと7日も保たずに息を引き取ったこともしばしば。

難易度については、早期アクセスにおけるバランス調整中なのかもしれないと感じます。

そこで設定画面から敵の移動速度、体力および攻撃力を50%減にしてみたところ、あっさりとは言い難いものの、だいぶ難度が緩和されました。

うじゃうじゃ沸いてくる。

え?デフォルトで最後まで完走しなければ駄目ですって?いやこれは致し方のないことなのです。逃げではありません決して逃げでは……ええいやかましい側頭部にスコップを横薙ぎです(横暴)

冗談はともあれ、その後も試行錯誤を続けたところ、移動速度はデフォルトから据え置きで、体力と攻撃力を70%程度に調整すると、緊張感がちょうど良い塩梅でステージを最後までクリアできましたね。もし、難度で行き詰まりを感じた方がいれば、設定を弄ってみましょう。


早期アクセス故に、荒削りな部分があるものの、全体的なプレイフィールとしては十分面白く、楽しい体験ができた本作。各ステージはそれぞれ四季に合わせた特徴的な外見をしており、なかには地形ギミックが猛威を振るったりします。あとものすごく個人的な好みの話になってしまいますが、BGMも主張が強すぎず、しかし小気味よいリズムが癖になるちょうど良いものでした。

実績チャレンジも多数用意されているので、程よくパラメータ調整した敵と殴り合いながら、厳しい大自然を生き抜いてまいりましょう。

  • タイトル:『Noxious Weeds』

  • 対応機種:PC(Windows/ SteamOS + Linux)

  • 記事におけるプレイ機種:PC(Windows)

  • 発売日:2024年1月10日

  • 著者プレイ時間:4時間

  • サブスク配信有無:記事執筆時点においては、無し

  • 価格:600円(2024年1月17日まで540円のセール中)
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

スパくんのひとこと

外敵に畑を荒らされた農家の怒りを思い知るがいいスパよ!



《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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