2023年10月27日(金)より、Steamにて「帰ってきたSteam絶叫フェス（ハロウィンセール）」が開催されています。本記事では2023年のこのハロウィンセールで買えるオススメ作品をご紹介。Game*Sparkでは毎年セールに関連して様々なゲームを紹介していますが、今回はその中でも、「近日登場」タグに並ぶタイトルから5本をピックアップしていきます。
サマーセールぶりに「もうセール関係ねえじゃねえか！」というツッコミが世界のあちこちから聞こえてきた気がします。ハロウィンのおばけ達もウンウン頷いています。しかし、こういうお祭りのときだからこそ、あえてセール情報に埋もれかかった「逸品」を探し出すのが一興というものではありませんか？ありませんか。そうですか。トリック・オア・トリート！（右ストレート）
『Holstin』 近日登場予定
90年代ポーランド東部の小さな町「イェジョルネ・コロニア」が舞台のサバイバルホラーアクションの本作。消息を絶った友人「バルテク」を探し、主人公は町の奥深くまで足を踏み入れることに。ピクセルアートで描かれた世界、マップを斜めから見下ろす視点、探索、謎解き……それらをレトロな挙動に載せたゲームかと思いきやどっこい。
こちらも怪物も滑らかに、いっそ生き生きと動き回り、肩越しカメラへ視点を自在に切り替えつつ、激しい戦闘シーンが繰り広げられるなど、予想を大きく裏切るアグレッシブなゲーム体験が期待できそうです。ストアによれば、本作は日本語にもばっちり対応。発売日は「近日登場」の表記ではありますが、体験版が配信中です。
『The Thaumaturge』 2023年12月6日リリース予定
こちらもポーランドはワルシャワを舞台に物語が繰り広げられる、「誰にでもそれぞれの悪魔がいる」というキャッチコピーが印象的なRPG。プレイヤーの選択・決断・結果によって紡がれるストーリーに重点を置いたゲーム体験が特徴で、不可思議な力で満ちた世界の中で道徳観を試すような選択が迫られるとのこと。他にも戦闘、キャラクターの成長要素、そして調査システムがあり、さらに「Salutor」と呼ばれる幽霊の力を利用するなど、本作ならではのゲームプレイが用意されているようです。
またストアに並ぶ映像、スクリーンショットからは、圧倒的なまでに作り込まれたグラフィックに目を奪われますね。なお現時点においては日本語非対応の表記ですが、ストアの説明文等は日本語なので、将来的には導入されるかもしれません。発売日は2023年12月6日（日本時間）を予定しており、現在は体験版が配信中です。
『REKA』 2024年リリース予定
とあるファンタジー世界を舞台にしたクラフトADVである本作。自然豊かな景色の中で、主人公は強大な魔女Baba Jagaの弟子として、相棒の「歩く家」と共に冒険します。本作の特徴はまさにこの「歩く家」であり、主人公よりも身の丈が何倍も大きい鶏の半身が、小屋を背負って軽快に歩く様子（？？？）は必見です。クラフト要素としてポーションなどを作成でき、それだけでなく「歩く家」をカスタマイズ・アップグレードすることも可能。
旅の途中に出会う人々と交流しクエストを受けるも良し、嫌がらせをするもよし、行動の自由度が高いのも特徴ですね。ストアを見ると、本作は日本語にも対応しており、発売日は「2024年」を予定しています。公式Discordチャンネルによれば、2023年9月にフィードバック収集を目的としたエディションが限定的に配布されたようです。
『Autopsy Simulator』 ※ストア掲載写真など一部グロ注意
本作はホラーとミステリーの要素が含まれる検死シミュレーターゲーム。プレイヤーは主人公である病理学者のジャックを操作して、妻ケイトの婚約指輪に端を発する一連の出来事から真実を明らかにしていきます。報告書やファイルに記載された情報から、あらゆる要素を調べ上げ、目の前に横たわる遺体の検死を進めていきましょう。
本作は実際に病理学者と法医学者の監修で作成されているので、リアルな検死のプロセスを体験できることも大きな特徴です。ただし本作が普通のお仕事シムと一線を画すのは、ストアに掲載された映像やスクリーンショットからも見え隠れする「不吉な力」による恐ろしい演出……！ストアによれば本作は日本語にも対応し、発売日は「近日登場」となっています。
『ウツロマユ - Hollow Cocoon -』 2023年12月7日リリース予定
本作は1980年代の日本を舞台にした、一人称視点で進むホラーADV。プレイヤーは男子大学生である主人公「陣場湊（じんばみなと）」を操作し、祖母危篤の報を受け、十数年ぶりに母親の故郷へ訪れます。恐ろしい化物から逃げ、謎解きギミックなどを解きつつ、村のあちこちを探索し、隠された恐ろしい真実に迫りましょう。
プレイヤーの選択・行動によって、全4種類のマルチエンディングに分岐。それ以外に3段階の難易度選択やオートセーブ機能、さらには画面要軽減機能など、ゲームを遊ぶユーザーへの細かな心遣いが行き届いているようです。ストアを見ると、本作は日本語にばっちり対応。発売日は2023年12月7日（日本時間）を予定しており、体験版も配信中です。
筆者は本来、心霊現象など大の苦手。ホラー作品もビビりながらも怖いもの見たさで触れてしまうタイプですが……目の前のオバケや化物が「倒せる相手」だとわかると、むしろ「おぉやったらァ！？生きてる人間のエネルギー舐めんな！？（半泣き）」とショットガンを構えるタイプでもあります。
その意味で、今回ご紹介したタイトルの中では『Holstin』にかなり期待しています。かかってこい化物ども！何がトリック・オア・トリートだこちとらトリップ・オブ・デスぞ！？（全泣き錯乱）
ともあれ、「帰ってきたSteam絶叫フェス（ハロウィンセール）」は、2023年10月27日(金)午前2時から2023年11月3日(金)午前2時まで開催中。この他にも多数のセール特集をお届けしているので、今回のセールに注目している方は以下からご覧ください！
Game*Spark特選！ Steamハロウィンセールのオススメタイトル特集
