スタイリッシュARPG『Atlas Fallen』何をやっても映えすぎる全力アクションと可能性無限ビルドの融合【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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スタイリッシュARPG『Atlas Fallen』何をやっても映えすぎる全力アクションと可能性無限ビルドの融合【プレイレポ】

こだわりの魅せるアクションが楽しめる今夏の大作。

連載・特集 プレイレポート
スタイリッシュARPG『Atlas Fallen』何をやっても映えすぎる全力アクションと可能性無限ビルドの融合【プレイレポ】
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なんだか無性にアクションゲームがやりたくなる、そんな瞬間はありませんか。これだけ世の中にゲームが溢れていても、見ているだけでスカッとして楽しめる直感的なアクションは、人間の本能が呼び起こされる伝統的なジャンルなのです。

というわけで今回は、2023年8月10日に配信されたスタイリッシュARPG『Atlas Fallen』の気になる内容を紹介します。

Atlas Fallen』とは!?

本作は、Deck13が開発したスタイリッシュARPG。何もかもが砂の海に埋もれる退廃的な世界を舞台に、ひょんなことから強大な力を秘めるガントレットを手にした主人公が精霊の助力の下、縦横無尽のアクションで謎の生命体と戦います。

また、本作は現時点で日本語には対応していませんが、今年後半に実装予定とのこと。ボタン表記ありのコントローラー操作、オンライン協力プレイも可能です。

プレイの前に本作の登場人物をワンポイント解説!

◆主人公

兵士に槍で小突かれながら働くブラックな身の上であり、精霊と出会ったことでガントレットの持ち主として認められ、世界を脅かす謎の存在と戦う運命まで背負わされてしまった苦労人。チュートリアルの後、性別の選択を含むキャラメイクができます。

◆ニャール

チュートリアルで操作する謎の全裸精霊。名前をニャール(Nyaal)と名乗り、本作の進行や基本操作の説明など、傍らの妖精的存在として主人公を支援します。着地時に毎回もったいぶった決めポーズを取るのが玉に瑕。

◆キャプテン・モラス

かなり高そうなアーマーに身を包む中間管理職。極めて尊大に振る舞うほか、すぐに他人の物を欲しがり、主人公が拾ったガントレットを強奪するも謎の焼死を遂げます。おそらくは謎の生命体に身体を乗っ取られ、あとでまた出てくると予想。

でっかく映えるド派手な硬派アクション

オープニングは動く紙芝居チックな演出で展開されます。カンカン照りの太陽の下で奴隷同然に働き続ける労働者と、それを監視する兵士たち。当然ながら、誰も好き好んでこんな劣悪な職場にいるとは思えないので、ただでさえ追い詰められている人々を襲う謎の生命体レイスの出現はダメ押しの絶望でしかありません。

その後、場面が変わって吹き荒れる嵐の中に取り残された青肌の全裸男性、もとい精霊を操作するチュートリアルが開始。移動やジャンプ、すでに装備している2種類の武器を用いて戦う基本操作を実戦形式で学びます。

この時点で、本作を象徴する全力アクションを存分に体験でき、未知の力で召喚した巨大な武器を振りまわして敵を圧倒します。最大4回まで繋げられるコンボは異なる武器を組み合わせることで技が変化し、斧からムチ、ムチから斧といった具合に入力の順番で派生。

発光する残像、エフェクトなども派手で大きいので、滑らかなグラフィックで乗算された大迫力の戦闘が楽しめるでしょう。

単に武器を振る弱攻撃の連続でもかなり見応えがありますが、これらは本作のアクションの基本にしてごく一部。まだ序盤ではほとんどの要素が制限されており、ストーリーの進行や強化によって段階的に解放されます。

その中には、神のごとく空中に制止してからの全体攻撃かつマックスパワーで敵を粉砕する必殺技も存在し、チュートリアル中にお試しながら実際に使用可能です。

あくまで精霊の操作パートは基本操作の練習。本編では少し仕様が異なり、主人公が力を得た直後もできることは少ないですが、本作のアクション部分に関する作り込みは相当なものなので、いきなり大量のシステムを説明されるよりは親切な設計。折を見て挟まれる新機能の案内も丁寧で、英語でも直感的に把握できます。

アクションを進化させる妥協のない深み

はじめは武器もなく、世知辛い状況にあった主人公が仲間たちと脱走かストライキを企んだことで夜の砂漠に放り出され、紆余曲折の末に精霊の宿るガントレットを手にしてストーリーが動き出します。

ここからは本来の仕様として武器が小さくなっていますが、敵を攻撃し続けることで全3段階のゲージが満たされ、それに応じて武器の大きさや性能が強化されます。

さらに、回復薬も同じゲージを使用するシステムとなっており、とにかくリスクと引き換えに戦うほど有利になっていく仕組みです。

三次元アクションとして戦闘中の自由度も高く、敵の攻撃を転がって回避したり、ジャンプで物理的に避ける以外にも、直前のタイミングでパリィすることで敵を完全に制止させることが可能。入力を連続で成功させれば一度に複数の敵を止め、その隙に一方的な攻撃を打ち込んだりと、システムを理解した上での丁寧なプレイングが勝敗に繋がります。

その他にも砂漠を滑走する高速移動、空中推進などの能力が次々とアンロックされ、それを基点にしたコンボも存在。敵を殴り続けることで溜まるゲージと連動するストーンを装備することでパッシブ効果、アクティブスキルが追加され、ゲージ残量を一気に消費して大ダメージを与える必殺技の発動も可能です。

本作は、アクションだけを見ても覚えきれないほどに濃厚ですが、ストーンをはじめとした強化要素も豊富にあり、その遊び方も無限大と言えるでしょう。フィールド上で取得するもの、商人から購入するもの、たとえ入手したところで素材を集めて作る必要があるレシピ状のものなど、一通りを揃えるだけでも大変そうです。

個人的に、ここまで奥深さを感じるボリューミーなタイトルというのは、ずいぶん久しぶりに見た気がしました。

スパくんのひとこと

アクションという概念への執着といって差し支えない力の入れようスパ!無数の能力からビルドを組み立て、あとは純粋に腕次第というのもアクションの本質を突いている気がするスパね!

タイトル:Atlas Fallen
メーカー:Deck13/Focus Entertainment
対応機種:PC/海外PS5/Xbox Series X|S
筆者がプレイした機種:PC(Steam
発売日:2023年8月10日
記事執筆時の著者プレイ時間:2.7時間
価格:7,600円




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《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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