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中国が若者のゲーム依存症問題を解決したと主張―厳しいゲーム利用規制が背景に

若いプレイヤーの75%以上が、ゲームを週に3時間未満しかプレイしていないと主張。

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Gonzalo Arroyo/FIFA/ゲッティイメージズ
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上海ロイターは、中国のゲーム産業協会が若者のゲーム依存症の問題を解決したと発表したことを報じました

ロイターによると、この報告はオンラインゲームパブリッシング規制当局、中国ゲーム産業研究所、プロバイダーのCNGと提携している中国ゲーム産業グループ委員会によるもので、CNGがWeChatにて明かしたと報道しています。

またCNGは現在、若いプレイヤーの75%以上がゲームを週に3時間未満しかプレイしていないと主張し、「驚くべき成果」を達成した中国ゲーム会社を称賛しているとのこと。これらのゲーム会社にはテンセント、ネットイース、パーフェクト・ワールドなどが含まれているといいます。

上記の背景には、中国の規制当局が昨年8月に発表した「未成年(18歳未満)に対するネットゲーム規制強化」があると考えられます。この方針では、未成年のネットゲーム利用が金曜、土曜、日曜、祝日の夜8時から9時までに限定されており、ネットゲームを利用する際に実名を登録することを厳格化しています。この実名登録の取り組みには、以上のゲーム会社が協力しています。

ビデオゲームの厳しい規制が続く中国では、2022年上半期にゲーム業界の収益とユーザー数が初めて減少したことも明らかになっています


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