これは、SteamのWindows版クライアントに付随する「Steam Client Service」をある手法で用いることで、あらゆるプログラムが、本来のユーザー権限を無視して、任意の上位権限で実行可能となるもの。発見者のVasily Kravets氏は、通常の発表までの猶予90日に対し、わずか45日で脆弱性の発表に踏み切っていますが、これは第三者運営の脆弱性の検証・報告プラットフォーム上にて問題が軽視され、間違った理由で2度のリジェクトを受けたためであるとしています。
なお、主にこの問題に関連して起こり得る現象としては、悪意あるコード・プログラムに、SteamのWindows版クライアントを一種の踏み台として利用される危険性が挙げられます。
もちろんこれ単体では、画像やWebページを閲覧してもソフトウェアを自動的に実行するわけではなく、悪意あるコード・プログラムである可能性が高い何らかのファイルを実行しない限りは基本的に問題ありません。しかしながら、万が一のことも考えられるため、素早い対応が望まれます。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム文化 アクセスランキング
-
ゾンビが支配する世界で生き延びるオープンワールドサバイバルクラフト『Night of The Dead』正式リリース!
-
楽しかったのになぜ…どうしても許せなかったゲームの「台無し」要素
-
『Bloodborne』二次創作からオリジナルレースゲームとなった『Nightmare Kart』無料配信開始
-
あなたのSteamアカウントは「遺産」にはならない―ある海外ゲーマーの嘆き
-
異変を見逃さず50階踏破できるか…8番ライク『50 Floors: The Paranormal Investigators Prologue』Steamにて無料配信
-
『F.E.A.R.』の影響受けたド派手アクションFPS『Selaco』早期アクセス開始!
-
無限稼ぎにワールド透過…ずるくたってやめられなかった?忘れられない"バグ技”
-
『Fallout 76』総プレイヤー数2,000万人突破!記念アートワークには『FF7 リバース』「スタートレック」のキャラの姿も。いくつ見つけられる?
-
東北最大持ち込みゲームイベント「G019サミット」体験レポ―ビデオゲームもアナログゲームもコスプレもたっぷり!岩手のリゾート地が舞台の最高のイベントだ【特集】
-
物理演算レースアクション『Screw Drivers』無料ゲームとして2024年に早期アクセス予定!