気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、We Are Fuzzy開発、PC/海外スイッチ向けに7月27日リリースされた基地建設シューター『Sleep Tight』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、基地ビルダーとツインスティックシューターが融合したタイトル。明るいうちに枕で要塞を作り、夜の魔物たちによる襲撃に備えます。リーダーズボードや、12のアンロック可能なキャラクターなど、やり込み要素も。
『Sleep Tight』は1,520円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Banks Boutte氏(以下Boutte氏):こんにちは!We Are FuzzyのBanks Boutteです。弊社の共同創設者であり、『Sleep Tight』のエクゼキュティブプロデューサーも務めています。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Boutte氏:本作のクリエイティブディレクターであり、私のパートナーであるMaxx Burmanは、本作のゲームプレイディレクターであるJed Jackowayと一緒に育ちました。二人は子供の頃、枕で要塞を作り、想像上の魔物とおもちゃの銃で戦っており、これが本作のアイデアに繋がったということです。7年前、Jedは素晴らしいプログラマーになり、Maxxはハリウッドで最高のVFXアーティストの一人となりました。そして二人は、今なら子供の頃の夢を実現することができるということに気づいたのです。こうして二人は7年前、最初のプロトタイプを作りました。二人は過去3年間、フルタイムで本作の開発を行い、私は2年前にチームに参加しました。そして自分たちの開発スタジオ兼パブリッシャーである、We Are Fuzzyを設立したのです。
――本作の特徴を教えてください。
Boutte氏:本作は多くの人が子供の頃に楽しんだ、2つの遊びを取り入れています。昼間は枕で要塞を建設し、資源の管理と夜に備えることとなります。夜になると、そこからはツインスティックシューターになるのです。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Boutte氏:『ラチェット&クランク』や「ピクサー」、「ディズニー」の映画、そして90年代全般から影響を受けていますね。『Don’t Starve』も本作の開発において大きなインスピレーションの源でした。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Boutte氏:現時点で計画はありませんが、ご要望が多いようであれば、将来的に検討したいと思います。ひとまず今は、日本の皆さんに英語版を楽しんでいただけると嬉しいです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Boutte氏:『Sleep Tight』に興味を持っていただき、ありがとうございます!本作があなたの中にいる「子供」にとっての冒険となってくれると嬉しいです。皆さんが本作のキャラクターたちと冒険を気に入って、最強の魔物ハンターとなってくれることを祈っています!
――ありがとうございました。
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