このサービスは、Aura社がプロジェクトを進行している“Gamma”と呼ばれる新しいブロックチェーンネットワークを利用するもの。ユーザーは「GammaNow」アプリケーションを立ち上げ、PCをアイドル状態にしておくだけです。一旦PCがアイドル状態になると、「GammaNow」は自動で“Gamma points”と呼ばれるポイントをマイニングしていくとのこと。
溜まった“Gamma points”の使い道ですが、ポイントの消費で現金ではなく、ゲームのルートボックスを入手できるのが特徴。現時点では『オーバーウォッチ』や『ハースストーン』のルートボックス、『リーグ・オブ・レジェンド』などに用いられるRiot Pointの入手ができるようです。Aura社によれば『Counter-Strike: Global Offensive』、『DoTA 2』へ対応する計画も進行中としています。この仕組みを実現するために“Gamma”の処理能力は、その時最も価値が高い仮想通貨をマイニングするために用いられています。
なお、“Gamma”プロジェクトには、ジンガゲームネットワーク創設者のMark Pincus氏や、『Guitar Hero』の開発元Red Octaneの創設者であるKai Huang氏なども投資家として関わっているようです。
ベータ版実施中の「GammaNow」はこちら。各ゲームメーカーの規約や仕組みへの適合も含めて課題も多いと考えられる“ルートボックスマイニング”サービス。ユーザー・メーカー双方からの信頼を得て今後の発展がなされるのかに注目です。
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