E3 2013: Xbox One期待作『Titanfall』のプレイアブルデモを視聴。超高速回転する巨人と小人の戦いに注目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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E3 2013: Xbox One期待作『Titanfall』のプレイアブルデモを視聴。超高速回転する巨人と小人の戦いに注目

Respawn StudiosがE3 2013のMicrosoftプレスカンファレンスにて、“エクスクルーシヴXbox One”タイトル『Titanfall』を正式発表しました。先日ロサンゼルスで開催されたE3では同作のプレイアブルデモの実演が公開されていたので、今回はその様子をお伝えします。

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Respawn StudiosがE3 2013のMicrosoftプレスカンファレンスにて、Xbox One独占タイトルであることが強調して『Titanfall』を正式発表しました。先日ロサンゼルスで開催されたE3では同作のプレイアブルデモの実演が公開されていたので、今回はその様子をお伝えします。

デモの舞台はE3にて公開された映像のものと同じく植物や剥き出しの地面も確認できる未来都市のエリア。序盤の出撃準備シーンでは惑星を取り囲むように大量に浮かんだ船団が登場し、大規模な戦闘へと参加していることをプレイヤーに体感させています。惑星軌道上から惑星内の上空へ、さらに上官の指示に従い降下艇から惑星へと両足で降り立つと、メックに乗った指揮官が降下してくる兵士たちへと作戦内容を伝える様子を確認している模様。シンプルなカウントダウンでは無く、各マッチがストーリー仕立てに進むのも本作最大の特徴と見受けられるところです。

なおデモを視聴する部屋の隣りでは2人のプレイヤーがプレイしており、カーテンが一時的に開くと透明の壁越しに実際にプレイしている様子が確認できました。操作方法などは見ることが出来ませんでしたが、イベントに向け用意されたプレイアブル風の映像では無く実際に動作しているデモであることが強調されています。


今回のマッチルールはプレイヤーが降下した後に特定の拠点を占拠するため戦うというもので、いわゆるドミネーションのようでした。すでにご存知の通り本作最大の特徴は降下してくる全長7〜8mはあるメックTitan。このTitanは両手にそれぞれ強力な武器を装備しており、右手には銃器、そして左手にはグラビティやキネシスを操るような装置を有しているようでした。デモ中ではこの左手で弾薬を浮遊させ敵に射出するようなシーンも確認。わかりやすく言うならば『Half-Life』にて登場するグラビティガンといった趣です。

これらの強力な武器で非搭乗のキャラクターを一撃で倒したり踏み潰していくさまは、まさに神話や伝承の世界に出てくる「巨人」が小さな人間を屠るような光景。これに加え『Hawken』や『MechWarrior』と比べると、メックTitainは非常に軽快で人間キャラクター時と挙動に変わりなく、今回のデモでは人間状態とメック登場時の基本的な操作にも大きな差異は無いように見えました。『Titanfall』のメックはまるで人間がそのまま巨人になったように感じられたところ。

なおメックTitanは次々に衛星軌道上から地上へと降下させることが可能なようで、デモ中ではTitanから緊急脱出しまたTitanに乗り換えといった次々とTitanを乗り捨てていくめまぐるしいプレイが確認できました。



この一方で人間側はジェットパックや壁蹴りを有しています。ただしこれらの高速移動は建物を登る際や瓦礫で埋まった特定のルートを進む際だけに使用しているようで、例えば何も無い空中を高速で移動し続けることが出来るわけでは無いようです。むしろ今回のデモ視聴で強く感じれた人間の利点は、建物や瓦礫の内部に侵入できる点。例えば特定の占拠ポイントはメックから降りなければ侵入できない建物内部に存在。他にもプレイヤーが建物から飛び出して敵メックの背部に取り付き、装甲を取り外して内部の機構に銃撃、数秒で簡単に敵メックを倒してしまうシーンもありました。

なお人間状態のキャラクターは味方メックの肩にも乗ることが可能で、所持している連装式およびロックオン型のロケットランチャーでメック同士の戦いもサポート出来るようです。まさに人間状態のプレイヤーは槍を持った小人のようで、虚さえ突けば巨人に一矢報いることは簡単なようでした。


ついに正式発表され大きな注目を集める『Titanfall』は、巨人と小人が戦場で次々と移り変わり超高速回転していくスピーディーなSFシューターとなっている模様です。果たして『Medal of Honor』や『Call of Duty』に続く次世代の定番シューターとなりうるのか、『Titanfall』は対象プラットフォームPC/Xbox 360/Xbox One向けに発売は2014年春の予定となっています。


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《ishigenn》
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