BitSummit中でもゲームを創りたいがために会社を辞めてしまったと紹介された元UnityのNicholas Francis氏が、同じく元UnityのクリエイティブディレクターCharles Hinshaw氏とともに新会社を創設しました。その名もFramebunker、場所はデンマークのコペンハーゲン。
処女作はタブレット端末向けタイトル『Static Sky』、サイバーパンク風世界観の「リアルタイムサードパーソンタクティカルコンバットゲーム」です。2014年初頭リリース予定。具体的なゲーム内容はまだあきらかにされていませんが、公開されている数枚のスクリーンショットは、2013年4月段階でのプレイアブルプロトタイプからのもの。シンプルな「タップして殺す(tap to kill)」を超えたゲームデザインになっているそうです。画面からは各種サイバーパンクの法則に則った退廃的なムードがすでに伝わってきます。
Francis氏いわく、「タブレット端末は多くのゲーマーにとって最適なプラットフォームとなっているのに、そのことを大半のタブレット向けゲームはすっかり忘れてしまっています。そうしたタイトルは面白いかもしれませんが、20年後に再びプレイする価値があるゲームにはなりえないでしょう。Framebunkerのミッションは、タブレットゲーマーにとって忘れられない作品と体験を提供することです。」とのこと。
なかなか大きく出た感がありますが、なにしろ一大ミドルウェアの創設者が離脱独立してまで会社を創って製作しているゲームです。期待しない理由はとくにないでしょう。
(ソース: framebunker , Gamasutra via Polygon)