藤岡弘氏が扮するせがた三四郎という名物キャラクター、『デイトナUSA』や『ガーディアンヒーロズ』、『NiGHTS』などの名作を生み出してきたことでいまだ記憶に色濃く残る1994年発売のセガハード“セガサターン”ですが、海外フォーラムAssemblerに元セガ従業員を名乗るユーザーが登場し、このセガサターンにネットモデムを搭載したバージョン機“プルート”のプロトタイプと見られる画像を投稿しました。
14年以上前にプロジェクトが進められていたというこのプルートは、セガサターンにインターネットモデムを搭載したバージョンのビルトで、当時は2種類のプロトタイプが製作され、写真に写っている機体は試作機第2号であると元セガ従業員は説明しています。背面からは確かに“PLUTO 02”の刻印が確認可能。
前面に2つのコントローラー接続、上部にはフリップトップドライブベイ、カートスロット、電源とリセットボタン。両サイドには「エキゾチックな」通気口が存在し、背部はセガサターンと同様ながらネットモデムが搭載。重量は2.8kgとなっており、元セガ従業員が「これは私が手掛けてきた中で間違いなく最大のコンソール機、ビーストだ」と語るなど、機能的にもサイズ的にもビッグなコンソールとなっていたことが予測されます。
なおこの元セガ従業員であるSuper Magnetic氏(東京在住)は、当時共にセガで働いていたメンバーMonkfish氏に紹介されAssemblerのフォーラムにたどり着いたそうで、Monkfish氏は2人の娘を残し40歳の若さで脳腫瘍によってこの世を去ったとMagnetic氏は語っています。
土星(サターン)から続く冥王星(プルート)として発売が予定されていたのではないかなど、様々な憶測を呼ぶ幻のハード“プルート”。リージョンロックはあるものの現在も動作可能な良好な状態であり、元セガ従業員は売るつもりは全く無いものの、断れないようなオファーが来た時には受け入れてしまうかもと話しています。
(ソース: Assembler)
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