海外にて変形機能を持った戦闘機で戦う対戦型エアコンバットゲーム『Strike Vector』が正式発表されました。本作はUnreal Engine 3製の一人称視点/三人称視点シューティングとなっており、高機動が可能なジェットモードと精密射撃が行えるホバーモードを切り替えながら、他プレイヤーと熱い空中戦を繰り広げるというタイトルです。
独特なオールドスクール感と、2004年の名作STG『Crimson Skies』や『Quake 3』、『Unreal Tournament』を思わせる作品になると謳われている『Strike Vector』は、業界のベテラン達4人という小規模チームにて開発されているインディーズ作品。スタッフ達はQuantic Dream、Evolution Studios、今は亡きソニーのLiverpoolスタジオなどの開発スタジオで働いてきた経験を持っているそうで、登場したインゲームフッテージは開発中とされながらもスピード感とメカテイスト溢れる戦闘マップが魅力的となっています。
ゲームプレイ面では戦闘機の変形機能が重要なシステムとなっており、これはジェットモードとホバーモード、2種類のモードを切り替えることで高機動戦闘と精密な射撃戦闘がそれぞれ行えるというもの。ジェットモードでは高速移動で敵の一団に近づいたりあるいは逃亡することができ、またホバーモードは古典FPS的な精密射撃を行えます(変形の模様は動画終盤にて確認可能)。
なお開発チームによれば、現在ソロプレイが楽しめる幾つかのモードも開発されているものの、基本的にはマルチプレイヤーがメインの作品となるようです。『Strike Vector』の発売日は未定となっており、今後対象プラットフォーム含め続報が待ち遠しいタイトルとなっています。
(ソース: Strike Vector)
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