昨年6月に正式アナウンスされ、非常にハイクオリティなゲームプレイトレイラーにてゲーマー達の度肝を抜いた『Star Wars 1313』ですが、その後は最新映像やゲーム内のディテールが語られることはほぼ無く、10月にディズニーによりルーカスフィルムが買収されてからは凍結状態になっていたとも噂されていました。
『Just Cause』シリーズで知られるAvalancheの創設者Christofer Sundberg氏は、Twitter上にてLucas Artsレイオフのニュースに触れ、「驚くべき話でもないさ。チームメンバーは私に『SW: 1313』の完成にはあともう2年は必要だと言っていた」とツイート。同作の開発が長期にわたる可能性があったため、ディズニーがレイオフを行ったのも不思議ではないとの見解を示しました。さらにSundberg氏は、同作がライセンス販売される可能性についても「誰があんなモンスタープロジェクトを買えるんだ?」と続け、プロジェクトが非常に巨大であったことを示唆しています。
なお現時点では『Star Wars 1313』の行く末はディズニーより「評価中」であるとされており、同作のライセンス販売が行われるかどうかという内部関係者からの情報は錯綜している状況ですが、この話が事実であればそもそもライセンス販売が実現しても購入先が見つからない可能性もありえるところとなっています。
本来ならば2013年に発売予定だった『Star Wars 1313』。海外サイトKotakuによる過去のリーク情報では、本作は2009年より開発が続けられてきた長期にわたるプロジェクトで、多数のプロトタイプが作られ上でようやく開発が軌道にのったとの情報も伝えられていました。
Lucas Artsの解体には多数のデベロッパー達が反応を示しており、過去にパブリッシング関係を結んでいたRaven Softwareは手向けとして『Jedi Knight II: Jedi Outcast』と『Jedi Academy』のソースコードを公開しています。
(ソース: Twitter@CHSundberg)
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