同記事では、2012年にゲーム産業のさまざまな分野において革新や変化をもたらした人物を 50人選出し、その功績を紹介するものです。50人の中には Unity Technologies社のJoachim Ante氏らと並び、日本からゲームデザイン部門でモノリスソフトの高橋哲哉氏と小島幸氏、ビジネス部門でActive Gaming Mediaのイバイ・アメストイ氏、Evangelism(直訳で "熱心な活動")部門でカプコンの小野義徳氏が選出されています。
ゲームデザイン部門で選出されたモノリスソフトの両氏は『Xenoblade』(ゼノブレイド)において、従来のJRPGという枠の中で作りこむのではなく、現世代タイトルとして求められる要素に対して前向きに変更を加えたことで、JRPGというジャンルの新たな可能性を示したことが評価されています。
ビジネス部門での選出となった Active Gaming Mediaのイバイ・アメストイ氏は、創業以来ローカライゼーションエージェンシーとして活動してきた同社が立ち上げたインディーゲームのデジタル配信プラットフォーム、Playismが評価されての選出となりました。同社は PLAYISM を通じて英語圏へは日本語のインディーゲームを、日本語圏へは他言語のタイトルを配信しており、熱心なインディーゲムファンならばよく知られたプラットフォームとなりました。なおアメストイ氏はGame*SparkとiNSIDEの姉妹サイトGamebusiness.jpにも言語と文化の壁に関する記事を寄稿しています。
そして本年は "熱心な活動" で選出されたカプコンの小野義徳氏。昨年度も『ストリートファイター』シリーズの再生を果たした功績からゲームデザイン部門で選出されていました。本年の選出は、厳しい健康上の問題を乗り越えた後に Eurogamer誌に語ったインタビューの内容と、氏の勇気ある発言について賞賛するものでした。
日本企業からの選出者だけでも実にさまざまな功績が選出の基準となっていますね。なお原文のページでは、この他にも Valveからインディーゲームスタジオまで、実に様々な方が功績に対するコメント付きで選出されています。 (ソース: Gamasutra)
【関連記事】
米ゲーム業界誌が2012年のTOP10デベロッパーを選出、国内スタジオの名前も
海外サイトが選ぶ『2012年のベストビデオゲームミュージック』
TIME誌が選ぶ『2012年のトップゲーム』ベスト10
大手海外サイトIGNが選ぶ『2012年あなたが見逃したかもしれない18の偉大なゲーム』
海外サイトIGNが選ぶ『ビデオゲームメーカーベスト50』
Game*Sparkリサーチ『あなたが選ぶ2012年前半のベストゲーム』結果発表
大手メディアが選ぶ『Game Critics Awards Best of E3 2012』受賞作品発表!
ニュース アクセスランキング
-
『モンハンライズ』が990円な「ニンテンドースイッチ ゴールデンウィークセール」開催!4月23日から5月6日まで
-
「あと1ターン…」が止まらない!『Civ6』いつでもどこでも遊べるスイッチ版が330円セール中。5月5日まで
-
【PC版無料配布開始】詐欺ADV『The Big Con』本編&推理対戦『Town of Salem 2』インゲームアイテム―Epic Gamesストアにて
-
MAGES.がGWセールを開催!『STEINS;GATE』『コープスパーティー』シリーズなどが大幅割引へ
-
究極の中世アクションRPG続編『キングダムカム・デリバランスII』発表! PC/コンソール向けに2024年発売予定
-
「PS5 PRO」内部資料は本物だった?リーク動画がソニーの著作権申し立てで削除
-
【Amazonセール】GWは大容量HDDと超高速SSDでどこでもゲーム三昧!高耐久に優れた安心安全のWD製品が安くてお得
-
配信者ライフシム『Streamer Life Simulator』FanaticalでSteamキー無料配布中!日本時間4月24日まで
-
『メタルスラッグ タクティクス』などGamera Gamesが複数のゲームの最新情報を公開!
-
ニンテンドースイッチ後継機2025年3月発売へ―日本経済新聞が報じる