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【EA Showcase】Insomniacの新たな挑戦!Co-opタクティカルシューター『FUSE』ハンズオンプレビュー

『Resistance』と『Ratchet & Clank』シリーズを手がけてきたInsomniac Gamesが、新たにマルチプラットフォームで贈る、新規IPのCo-opタクティカルシューター『 FUSE 』。EA Showcaseでは、開発者プレゼンとプレイアブルデモの展示があり、じっくり本作に触れることがで

家庭用ゲーム Xbox360

ソニープラットフォームで『Resistance』と『Ratchet & Clank』シリーズを手がけてきたInsomniac Gamesが、新たにマルチプラットフォームで贈る、新規IPのCo-opタクティカルシューター『FUSE』。今回のEA Showcaseでは、開発者プレゼンとプレイアブルデモの展示があり、じっくり本作に触れることができたので、ハンズオンプレビューとしてそのゲーム内容や出来栄えをご報告。

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本作はそのタイトルにもある、強力なエイリアンエネルギー資源“Fuse”を巡って、悪用を目論むならず者の民間組織“Raven”と、それを阻止すべくCIAに雇われた精鋭チーム“Overstrike”の、世界を股にかけた危険極まりない任務の数々が描かれます。

Insomniac GamesのクリエイティブディレクターBrian Allgeier氏いわく、トム・クルーズのスパイ映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のような、リーサルなチームワークやドライなユーモアを特徴としているそうです。



ゲームは途中参加/退出可能な4人用のCo-opプレイに特化したサードパーソンシューターで、オンライン及びオフラインプレイに対応。プレイヤーが操作できるOverstrikeエージェントは以下の4名、それぞれ特徴的なFuse武器を備え、クラスベースに似たチームプレイが味わえます。

Dalton Brooks
使用武器: Mega Shield

キネティックシールドを展開して前方からの銃弾を防ぐことができる。最前線に出て敵の攻撃を引き付けるタンクの役目。シールドを地面に設置してポータブルカバーとして利用することも可能。

Naya Deveraux
使用武器: Warp Rifle

一定量のダメージを与えることで敵を異次元に吸い込むWarp Rifleの使い手。ブラックホールは周囲にいる敵も同時に吸い込むため集団の敵に対して非常に有効。

Isabelle Sinclair(Izzy)
使用武器: Shatter Gun

敵のグループをクリスタル状態にしてしまうクラウドコントロール(CC)効果を持った武器Shatter Gunを使用。武器アップグレードでチームメイトを回復することも可能になり、ヒーラークラスとしての役割も持つ。

Jacob Kimble
使用武器: Arc Shot

長距離ライフル型のFuse武器Arc Shotを使いこなす後衛タイプ。アップグレードにより強力なトラップを発射することもできる。


“Fuseウェポン”と並んで本作を特徴付けている要素が“LEAP”と呼ばれるシステム。ゲームは1人(または2〜3人)でもプレイすることが出来、残ったエージェントの操作をAIボットにまかせ、プレイヤーはこの“LEAP”を駆使することで、いつでも好きな時に、好きなエージェントに操作を切り替えることが可能となっています。



筆者が体験したシングルプレイデモのミッションでも、敵の攻撃がとにかく激しく、1人のエージェントだけでは全く太刀打ち出来ないため、戦局と敵のタイプに応じた“LEAP”によるキャラクターの切り替えを積極的に行い、4人のエージェントの能力を最大限に生かして戦う必要があると痛感しました。

他にも、各エージェントの武器を組み合わせたコンビネーション攻撃、そして“Fusion Mode“と呼ばれる味方全体を強化する必殺技も発動できるため、他のシューター作品では味わえない、チームワークが大前提のクリエイティブなCo-opゲームプレイ体験が期待できそうです。




本作『FUSE』では、昨今のシューターには欠かせない存在と言えるレベルアップ/プログレッションシステムも独自のものを搭載。プレイヤーはゲーム中で入手できる“Fuseポイント”を消費し、各キャラクターを個別のスキルツリーから自分好みのスタイルに成長させられる上、Team Perkを取得することで、チーム全体の連携能力やスタッツを強化できるようになっています。

さらに開発者のプレゼンでは、キャンペーンとは別の新モード“Echelon”の情報も解禁。1マッチが12ラウンドで構成されるウェーブ形式のマルチプレイモードで、ストーリー性はないものの、次々と押し寄せる敵をひたすら迎え撃つテンポの早いCo-opプレイが味わえ、ラウンドごとにオブジェクティブが異なったりボスが出現したりとランダム要素も存在。また、Echelonではキャンペーンと共通のFuseポイントに加えて、“Fuseクレジット”なるお金が敵からドロップし、アップグレードに利用することができます。




今回展示されたデモでは、筆者がFuseウェポンやLEAPを完全に使いこなせていないせいもあり、ゲームプレイが単調な銃撃戦になりがちで、本作の魅力を十分に味わえなかったものの、デベロッパーInsomniacが新規IPとして多数の新たな試みに挑戦しているのが伺え、今後の情報公開や完成版への期待が高まりました。

『FUSE』はPlayStation 3とXbox 360をプラットフォームに海外で2013年3月発売予定。日本国内での発売は未定です。

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《Rio Tani》
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