今年9月に予約販売が開始され、年内12月にKickstarter投資者向け、2013年1月には一般予約者向けにリリースが予定されていたVRヘッドセットOculus Riftの開発キットですが、それぞれの発送時期が2013年3月、4月に延期されたことがOculus Riftの開発チームより発表されました。
チームのリーダーPalmer Luckey氏によれば、7,500以上のユニットを出荷するため非常にタイトなスケジュールでプロジェクトを進めてきたものの、大量生産するためのオリジナルからのデザイン変更、新たなフィーチャーの追加、スケジュールのバランスを取るなどするため、発送日を見直す必要があったとのこと。
開発キットのリリースが遅れたことで、一般ユーザー向けのOculus Riftの登場ももう暫く待つこととなりそうですが、公式ではUnreal Engine 3と開発キットによるティザー映像やプロトタイプの姿を収めたイメージ群が登場しており、その使用シーンや外観を一足早く確認することができます。
ヘッドマウントディスプレイOculus Riftは今年8月Kickstarterに登場し、目標額の約10倍となる243万ドル以上を獲得。解像度1280x800(片眼640x800)、超低遅延の6軸ヘッドトラッキングセンサーなどがフィーチャーされており、現在既に『Doom 3 BFG Edition』や『Doom 4』、『Hawken』といったゲームタイトルが対応することを表明しています。
(ソース&イメージ: Oculus Rift)
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