●Playstation: The Official Magazine: 90/100
過去シリーズのいかなる作品よりも多くのコンテンツとバラエティがある。ストーリーは真面目に受け止めるには少々間抜けすぎるが、それでも魅力的。とりわけ、何年もかけてキャラクターの成長や変化を見てきたファンにとっては。バイオハザード6は奇妙な体験であることは確かで、何より重要なのは忘れがたい一本だということ。
●GameTrailers: 88/100
古い慣習が取り払われてあなたの前に残ったのは、新しい物を作る代わりに全てのチェック項目を果たそうとした大作アクションゲームで、それでいてトップ近いクラスの同世代作品に対策している。大掛かりで、がむしゃらで、忘れられないシーンの連続。バイオハザード6はあらゆるアクションジャンルのファンにプレイされるべきだ。
デザイン: 9/10
ストーリー: 8.8/10
ゲームプレイ: 8.2/10
演出: 8.8/10
●Game Informer: 88/100
●Worthplaying: 80/100
●IGN: 79/100
●GamesRadar: 70/100
●Eurogamer: 60/100
●GameSpot: 45/100
●Destructoid: 30/100
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ワールドワイドで今週発売されたカプコンのサバイバルホラーシリーズ最新作『バイオハザード6(Resident Evil 6)』の海外レビュー評価をまとめてお送りします。
10月6日現在、Metacritic.comでは最も多くレビューされているXbox 360版が66点(52件)、PS3版は77点(22件)のメタスコアを記録。先日の速報記事でもお伝えしたように、頻繁に発生するQTEとカットシーン演出、ハリウッドアクション映画や大作シューターを意識したかのような作りが、多くの海外批評家に受け入れられていない様子。
好意的な意見が多く見られた3DS『バイオハザード リベレーションズ』と対照的に、本作のレビューではゲームバランス、UI、快適さ、脚本から演出まで、不満の声は様々な部分に及び、スケールの大きさやコンテンツの豊富さは評価されながらも、それらを補うようなビジョンや、アクションゲームがなぜ楽しいかという根本的な理解が無かったという声まで。
一方、海外ユーザーの反響も賛否両論で、Metacritic.comではユーザースコアが1点を下回る炎上に近い状態となっているものの、大手サイトのGameSpotでは10点満点中の7.5点(254件)、IGNでは8.4点(406件)とユーザーの評価は水準を保っており、ファンの中には極端なレビュースコアを与えたメディアを非難するような動きも一部で見られました。
(ソース: Metacritic [Xbox 360], [PS3])
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デザイン: 9/10
ストーリー: 8.8/10
ゲームプレイ: 8.2/10
演出: 8.8/10
●Game Informer: 88/100
ここ何年かでバイオハザードシリーズの雰囲気はジョージ・ロメロ風ホラーからマイケル・ベイの超大作へと変貌していった。それは常軌を逸したアクションに変形してバイオハザード6の中心となり、仲間を連れてカオスに飛び込めるのは大きな楽しみ。ゲーム中の細かな問題点は退廃的体験を不安定にすることはなく、炎上するジェットコースターに乗っているかのよう。
●Worthplaying: 80/100
将来カプコンが、クリスキャンペーンではなく、レオンキャンペーンのようなゲームを多く作ることを心から願う。温情的な義務と好戦的な怒り以外の感情を表せず、木箱や壁の後ろに座って特徴のないテロリストに向かってただ銃を撃ち返す、典型的マッチョな白人男性キャラクター像は既に市場に溢れており、もうこれ以上は必要ない。
●IGN: 79/100
- 総評
- バイオハザードのように古いフランチャイズともなれば、長く続く功績や期待を寄せるファンへの必要な敬意として、進化や野心はごく自然なものと言える。だが、そうしたもの全てに応えようとして、バイオハザード6は焦点を見失い、どの要素を含めるのが最も重要かという正確な判断を誤った。本作が高みにある時は、あらゆる面でシリーズに新たな基準を設けているものの、残念なことに低い部分が尽きることがないのも事実で、素晴らしい体験になりえたところが、何かしら相当弱くなってしまっている。
- 長所
- グッドな世界観のデザイン。
- 極上のクリーチャー。
- 短所
- むらのあるゲームデザイン。
- 冗長なキャンペーン。
●GamesRadar: 70/100
- 総評
- 大掛かり、肥大化、奇妙に美しい。バイオハザード6はこれまでで最もアンビシャスなバイオハザードだ。
- 長所
- 個性的かつ交差する4つのプロットライン。
- 操作性の改善。
- 膨大な量のコンテンツ。
- 短所
- ほとんどが酷いボスバトル。
- ほぼノンストップで起こるクイックタイムイベント。
- 常に弾切れ。
●Eurogamer: 60/100
本作は膨大な労力と予算を象徴しており、そうした事柄に感心するような人であれば、バイオハザード6に光はある。だが、世界に投じた全ての努力はビジョン不足を補うことはできなかった。このゲームは創造性やフォーカスに対して盲目。カプコンのポスト三上(そしてポストUncharted)のシリーズのアイデンティティに対する不理解は、作品の構造にハードコードされ、そのポテンシャルは、4つのキャンペーンにそれぞれ形を変えた欠点として表れ出ている。そしてその迷いから生じた不可避の代償が一貫性の無さ。バイオハザード6はシリーズの過去に対する扱いづらいトリビュートであり、現在に対する不均一な表現、そして未来に向けての歓迎できない兆候である。
●GameSpot: 45/100
- 総評
- バイオハザード6は苛立たしいクイックタイムイベントと頻繁なセットピースの乱雑な混ぜ合わせで、現代アクションゲームの貧弱な風刺画のようになってしまった。
- 長所
- 興味深いストーリー構造。
- 素晴らしい声優演技とアクション満載のカットシーンがあなたをストーリーに引き込む。
- 短所
- 長すぎて酷いクイックタイムイベントが多数。
- 極めて過剰表現な二流のセットピースイベント。
- 頻繁にプレイヤーから操作を奪いペースが損なわれる。
- 粗末に作られたスクリプトイベントが避けられない死に繋がる。
●Destructoid: 30/100
仮に誰かが本作から伝来のバイオハザードの名前を取り除き、オリジナルIPとしてリリースしたとしたら、店頭の棚のQuantum TheoryとInversionの間あたりに置かれていただろう。こうしたビルド・オン・バジェットの“Me too”シューターは大望のないままGears of Warや(皮肉にも)バイオハザード4の足跡を追いかけ、市場で最も人気のあるゲームをコピーして同じように成功できるかもしれないと子供じみた希望を抱いている。バイオハザード6は、絶え間なく、単調な重い足取りで、よろよろした敵の部屋から部屋へと移動し、もっと良いものを楽しめることを完全に諦めた人々に安っぽい銃撃戦を届けている。
ワールドワイドで今週発売されたカプコンのサバイバルホラーシリーズ最新作『バイオハザード6(Resident Evil 6)』の海外レビュー評価をまとめてお送りします。
10月6日現在、Metacritic.comでは最も多くレビューされているXbox 360版が66点(52件)、PS3版は77点(22件)のメタスコアを記録。先日の速報記事でもお伝えしたように、頻繁に発生するQTEとカットシーン演出、ハリウッドアクション映画や大作シューターを意識したかのような作りが、多くの海外批評家に受け入れられていない様子。
好意的な意見が多く見られた3DS『バイオハザード リベレーションズ』と対照的に、本作のレビューではゲームバランス、UI、快適さ、脚本から演出まで、不満の声は様々な部分に及び、スケールの大きさやコンテンツの豊富さは評価されながらも、それらを補うようなビジョンや、アクションゲームがなぜ楽しいかという根本的な理解が無かったという声まで。
一方、海外ユーザーの反響も賛否両論で、Metacritic.comではユーザースコアが1点を下回る炎上に近い状態となっているものの、大手サイトのGameSpotでは10点満点中の7.5点(254件)、IGNでは8.4点(406件)とユーザーの評価は水準を保っており、ファンの中には極端なレビュースコアを与えたメディアを非難するような動きも一部で見られました。
- バイオハザード 過去ナンバリング作のレビュースコア一覧
- バイオハザード5 - 87
- バイオハザード4 - 96
- バイオハザード3 - 88
- バイオハザード2 - 93
- バイオハザード - 87
(ソース: Metacritic [Xbox 360], [PS3])
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