●Official Xbox Magazine: 9/10
結局のところ、唯一“Dawnguard”の購入を躊躇わせるものは、全ての『Elder Scrolls』シリーズに多かれ少なかれ存在する恐怖、バグだ。メインの物語を完結させるために何通りも何時間もプレイし終えるまで、我々は隠密モードでスタックしたり、洞窟の天井に引っかかったクマと出会ったり、お気に入りの盾が永久に見えなくなったりした。RPG史における最高の追加体験が下らないことで阻害されるのは何とも不名誉だが、ともかく、早めにセーブする、何度もセーブする、不測の事態を想定する、と心に刻んでおこう。
●IGN: 8/10
“Dawnguard”には『Oblivion』の拡張パック“Shivering Isles”ほど重量感も纏まりも無いが、その分価格も高くはない。他には、『Elder Scrolls』の追加コンテンツは役立つのかというシリーズ全体の問題がある。製品版で100時間以上プレイした後、更なる20時間のために20ドルを支払いたいと思うだろうか?それは君次第だが、“Dawnguard”に値段分の価値があることは確かだ。
●Eurogamer: 7/10
奇妙な一品だ。エラーを起こすクエストマーカーにおかしなスポーンバグなど、(残念ながら)予期できたBethesdaの間違いを除けば、“Dawnguard”には本当に問題が存在しない。同時に1,600MSPを支払うほど注目に値いするものも無い。もし貴女がソリッドなサイドクエストや素晴らしいアイテムを欲しがっているのならば、“Dawnguard”は楽しませてくれるだろう。だがより壮大で野心的なコンテンツを願っているのならば、まだ待ち続けた方が良い。
海外で6月26日に配信された『The Elder Scrolls V: Skyrim』の第1弾ダウンロードコンテンツ“Dawnguard”のハイスコア海外レビューとなります。Xbox 360版にて先行配信(PC/PS3版に関する発表は現在のところ無し)された同DLC。海外レビュー集積サイトMetacriticでの平均評価は7.5/10(レビュー数11)となり、ギリギリではあるものの7.5/10以上となるポジティブレビュー(ハイスコア)の評価を獲得しました。レビューでは製品版『TES V: Skyrim』から基本的なゲームプレイは変わらず、大きな変化は無いとの批判やバグの指摘があったものの、新たなクエストやアイテムなどは価格相応に魅力的であるとの意見も多数。既に100時間以上のコンテンツが製品版にある中で、純粋な追加クエストに1,600MSP分の魅力を感じられるかどうかが購入判断のポイントとなりそうです。
なお国内では日本語ローカライズされたXbox 360“Dawnguard”が2012年7月下旬に配信予定となっています。
(ソース: Metacritic)
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