以下は『Heavy Rain』について成功したことや失敗したことなど、同作に関して強く感じたことを問われたCage氏の返答です。
「我々は(『Heavy Rain』の)全てに対して全く満足していなかったよ。全ての分野でもっと素晴らしい仕事を成し遂げられたはずだ、より良いレンダリング、より良いビジュアル、より良いゲームプレイ、より良い全てをね」
「素晴らしい仕事を欲して、我々は確かに新たなテクノロジーのデザインに配慮していた。そしてストーリーテリングとインタラクティブ性の更なるブレンドを求めた。時おり『Heavy Rain』では、そのバランスが正しくない瞬間があったと思っている。我々はより自然で滑らかな融合方法を模索しているところだ」
「素晴らしい仕事を欲して、我々は確かに新たなテクノロジーのデザインに配慮していた。そしてストーリーテリングとインタラクティブ性の更なるブレンドを求めた。時おり『Heavy Rain』では、そのバランスが正しくない瞬間があったと思っている。我々はより自然で滑らかな融合方法を模索しているところだ」
また同氏は続けて、マーケティングの観点では「何人かは『Heavy Rain』をゲームだと感じず、購入意欲を持たなかっただろう」とコメント。「『Heavy Rain』は間違いなくそうでは無いが、もしかしたら何人かは本作をボタンをただ押すだけのゲームで、ある種のインタラクティブムービーだと感じたかもしれない」とし、彼らに購入意欲を沸かせるよう納得させることも今後の課題であると発言しています。
GDCでは技術デモKaraで話題となったQuantic Dream。来週より開催されるE3では、『Heavy Rain』の次となる新作メジャータイトルが発表されるのではとも噂されています。
(ソース: Gamasutra)
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