海外レビューハイスコア『Max Payne 3』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア『Max Payne 3』

北米では5月15日本日より発売が開始されたPS3版/Xbox 360版『Max Payne 3』の海外レビューハイスコアとなります。2009年に6年振りのシリーズ最新作として発表されたものの、度重なる発売延期により3年ものあいだファンをやきもきさせた本作、その評価は。

PC Windows

G4TV: 10/10
この技術的な偉業を前にしたら、君は「おお神よ!」と一晩中叫び続けけることになるだろう。パフォーマンスは超一流、アクションは他に類を見ないほど滑らか、そしてマルチプレイヤーには深みとやりがいがある。愚劣な表現かもしれないが、『Max Payne 3』は上品な方向性とDavid Fincherの映画セットのようなトリッキーさを採用した、アクション愛好家の夢精だ。ロック&ロード。バレットタイム。

Game Informer: 9.3/10
どのゲームモードを選んでも、私は『Max Payne 3』と共に素晴らしい時間を過ごすことが出来た。ゲームプレイは新たな領域を探索していないが、シリーズファンが評価すべき慣れ親しんだ魅力は届けてくれている。本作は『Max Payne』にとって新たな一日の始まりであり、同時に偉大なる過去への帰還でもある。

IGN: 9/10
ゲームプレイは評価するが、ストーリーやキャラクターにおいて何かが足りないというゲームは幾つも存在する。『Max Payne 3』はそういった問題のあるタイプでは無い。ゲームプレイはシンプルかつ満足的で、さらに力強い物語もピッタリとついてくる。

プレイヤーには散策したり、探索したり、或いは何かを一変させるような自由は無く、何人かは支配的だと感じるかもしれない。だがその自由と引き換えに、プレイヤーは、緻密なキャラクター内面描写を含む熟成したジャンルの一片を感じ取ることができる。アクションゲームは、時々物語への誠実さを犠牲にすることで11/10に近づく。だが『Max Payne 3』がアクションジャンルに君臨し、見た目だけでは無く中身もあることの重要性を今後伝えていくのは明らかだ。

Destrucotid: 9/10
『Max Payne 3』は、一流のプレゼンテーションとプレイヤーを忙しくも幸せにさせるような大量のコンテンツを持った、最高のパッケージとなっている。登場するまでには長い時間が過ぎたかもしれないが、その出来に口を挟む余地は無いし、Max自身もそういう男だ。ファンでも新顔でもこのケタ外れなタイトルを楽しむことができるだろう。

Official Xbox Magazine: 8/10
本作のヒーローがそうであるように、『Max Payne 3』は欠陥を抱えている。反復的なアクションはオリジナルでも見られたものだが、更に繰り返していることで退屈の原因となっている。幸運にも、Max自身に対してもそうであるように、本作を嫌いになることは難しい。プロットは幾らか興味を惹く内容となっているし、バレットタイムにはまだ興奮するような魅力がある、マルチプレイヤーはバラエティ豊かで今後長いあいだ需要があるだろう。

Game Trailers: 7.6/10
かの有名な『Max Payne』は今でも仕事をこなすことが出来るが、今作で彼に与えられた骨組みを調整する仕事は少しばかり難しかったようだ。欠点のあるアクションヒーローの内面を描きだすという興味深くギャンブル的な試みは失敗に終わり、シングルプレイヤー体験はキャラクターの個性やユニークスキルでテコ入れされているが苦闘している。本作には問題があるのだ。とは言っても、驚くほど愉快なマルチプレイヤーモードと、芸術的な極限の暴力表現は正当に評価しよう。結局のところ、本作は君が痛みに我慢できるかどうかにかかっている。

Edge Magazine: 7/10
『Max Payne 3』は、二丁拳銃でどうやってリロードるするのかという問題を解決してくれたかもしれない。だが細々とした部分だけでは、思いのほか本作がRockstarの保守的なゲームであるという事実を変えることはできない。吸着式のカバーメカニックは必要以上にPayneを親しみやすく感じさせるが、その特徴的な動きすら10年以上前の古さだ。本作は世の中に疲れた殺し屋が自分の知っていることだけをやるゲーム。だがそれでも、豪華絢爛なアクションはMaxの調子が悪い理由を打ち砕いている。




◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆



北米では5月15日本日より発売が開始されたPS3版/Xbox 360版『Max Payne 3』の海外レビューハイスコアとなります。2009年に6年振りのシリーズ最新作として発表されたものの、その後度重なる発売延期により3年ものあいだファンを待たせることとなった本作。レビュー速報でもお伝えしたように、評価はPS3版が9/10(レビュー数5)、Xbox 360版が8.8/10(レビュー数30)と見事ポジティブスコアの仲間入りを果たしました。

本作の特徴としてどのレビュアーも挙げているのが、“ストーリー”、“旧来のプレイスタイル”、そして“マルチプレイヤー”。前者2つに関してはGame Trailers(7.6/10)やEdge Magazine(7/10)が低評価としやや低いスコアを付けたものの、他のレビューでは賞賛の対象になっています。またマルチプレイヤーに関しては、どのレビュアーも素晴らしい作りであると伝えており、その出来に関してはひとまず安心してよさそうです。

なおPC版の『Max Payne 3』は北米で2012年5月29日に発売。また国内では日本語版『Max Payne 3』がPS3/Xbox 360向けに9月6日リリースされる予定となっています。
(ソース: Metacritic)


【関連記事】
『Max Payne 3』のコンソール版レビューが解禁!新映像も続々
『Max Payne 3』に搭載されるアーケードモードの詳細及びスクリーンショット
RockstarのSteamコミュへ15日までに参加すると『Midnight Club 2』が無料配布
発売まであと僅か!『Max Payne 3』のローンチトレイラーが公開
『Max Payne 3』マルチプレイヤー紹介映像のパート2が公開
Rockstar、約6年ぶりのシリーズ最新作『Max Payne 3』を発表!リリースは今冬
《ishigenn》
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

    PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

  2. 美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

    美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

  3. PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」

    PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」

  4. 街づくり、資源管理、戦闘で村を成長させていく中世シム『Manor Lords』同接13万人突破!早期アクセス開始からわずか2時間

  5. 怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決

  6. デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応

  7. 『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施

  8. 新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活

  9. 新エディションへの不満吹き荒れる『Escape from Tarkov』―開発がEoD版に関する新情報公開も余波は続く

  10. 『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正

アクセスランキングをもっと見る

page top