Spector氏はEdgeのインタビューに対し、「(次世代機は)来たら来るだろうし、来る時は来るでしょう」とコメント。また自分は技術屋では無く、デザイン、ストーリー、キャラクター屋だと述べ、続けて「我々が解決すべき問題の大部分はクリエイティブなもので、技術的なものでは無いと思っています」と発言。次世代機の到来による技術的な革新が、ゲームに関する問題を全て解決するわけではないと主張しました。
「言うまでもなく我々はソフトウェアを作っているので、仕事をする際には技術的要素が常に存在します。ですが結局のところ私はやりたい事が実現するようなゲームを作りますし、使える技術があるのならばなんでも使うのです」
過去には『Wing Commander』や『Ultima』シリーズの開発にも参加、30年という長いゲーム製作キャリアを持つSpector氏は、今年のGDCAにてゲーム業界に多大な貢献を果たした人物に送られる生涯功労賞を授与されていました。なおEdgeによれば、先月PS3/Xbox 360/Wii向けに発表された『Epick Mickey 2』は、Spector氏にとって初のHDコンソール機ゲームとなるそうです。
(ソース: Edge)
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