先日行われたDevelopのインタビューではエピソーディック形式の販売モデルからの脱却を伝えたValveのGabe Newell氏ですが、同サイトの更なるインタビューにて今現在“Source Engine 2”の開発は計画されていない事を明らかにしました。
Newell氏は既存のSource Engineを更新し続ける事は大規模なデザイン変更に対して多くのアドバンテージがあると説明しています。Team Fortress 2の開発リーダーであるRobin Walker氏によれば、現在はこれまでよりも多い20〜30人のコアスタッフがSource Engineの開発に取り組んでいるのだそうです。
またNewell氏はEpicの“Unreal Engine”に対抗する意思はないと伝え、同エンジンへのSteamworks統合は大きなソリューションになるだろうと話しています。なおValve現在はSteamworksのマイクロトランザクション部分の追求に価値があると見いだしているようです。
2004年の登場以来進化を続けているSource Engine。頻繁なアップデートが可能なのはValve独自の配信プラットフォーム、Steamの力が大きく影響しているのではないでしょうか。最近ではPortal 2の発売とともにPS3版のSteamも配信されており、Valveは今後も更に勢いを増していきそうです。
(ソース: Develop via Gameranxx)
【関連記事】
Valve: エピソーディック形式から今後は『Team Fortress 2』のスタイルを目指す
[louder]被験者名[/louder]がとても格好良い『Portal 2』70年代映画風ポスター
価格は無料!『Portal 2』DLC第一弾の詳細が公開
『Portal 2』のDLC第一弾は今夏配信予定! 映像やコミックによるサポートも
Valve、『Portal 2』で初導入されるPS3版Steamに関する幾つかの詳細を公開
Valve: ゴードン・フリーマンの冒険はまだ終っていない
Valve、東日本大地震の復興支援として『Team Fortress 2』の限定アイテムを販売
特集
PC アクセスランキング
-
美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう
-
PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」
-
工画堂スタジオが送る新作ターン制戦術ロボSLG『One-inch Tactics』発表!メカ部隊を操作し勝利を目指せ
-
基本無料脱出シューター『Arena Breakout: Infinite』ゲームプレイ映像!期待の『タルコフ』ライク、CBT参加者も募集
-
海に沈んだ世界を冒険する『Age of Water』PS5/XSX|S/PC向けに早期アクセス開始―自分の船を組み立ててPvEやPvPに挑戦
-
『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正
-
『Escape From Tarkov』ワイプの影響を受けないPvE協力モードにアクセス可能な「The Unheard Edition」リリース!
-
『Outpost: Infinity Siege』砲弾自動生成など新コンポーネント追加&バグ修正アプデ配信!小型ベルトコンベアやさらなるタレットは後日追加
-
ゲーム序盤で入手できて、終盤まで使えるアイテムと言えば?
-
Steamウィッシュリスト登録現在1位!戦闘ありの中世都市建設シム『Manor Lords』日本では4月26日午後10時に早期アクセス開始