今月24日、モスクワ南部のドモジェドボ空港で大規模な爆破テロが発生していますが、ロシアのメディアがこの事件とビデオゲームCall of Duty: Modern Warfare 2の類似性を指摘する報道を行っているようです。
政府出資による衛生放送番組Russia Todayは、モスクワの空港で市民を大量虐殺するModern Warfare 2の“No Russian”ミッションの映像と、今回起こったテロ事件の映像を重ね合わせ、架空のゲーム上の出来事が現実のものとなった可能性がある、などと報告。
米国企業Activisionが発売したModern Warfare 2が数ヶ月で10億ドルもの収益を上げたことや、“No Russian”の映像がゲーム中だけでなくYouTubeなどにもアップロードされ広く人々の目に触れている背景を報道。更に、事件を起こしたテロリストあるいは過激派グループがゲームを見本にしていたかを知る必要がある、といった専門家の意見を紹介しています。
“No Russian”ミッションはゲームの発売当時も規制や変更の対象になるなど一部の国で問題とされていました。
今回の空港テロ事件では35名の死者や130名以上の負傷者が出たと報じられています。(via New York Times ,Eurogamer)
【関連記事】
『Modern Warfare 2』のゲーム映像を使用して制作されたマシニマが凄い
『Modern Warfare 2』の脚本家が自ら語る、空港襲撃シーンを採用した理由
Activision: ロシアでの『Modern Warfare 2』リコール報道は誤り
Heavy Rain開発者、『Modern Warfare 2』の空港襲撃シーンに対する一連の騒動に苦言
ドイツ版『Call of Duty: Modern Warfare 2』ではあの民間人襲撃シーンに一部変更が
『Modern Warfare 2』のテロリスト襲撃シーンに波紋、オーストラリアで発売禁止の恐れも
Activision:『Modern Warfare 2』のテロリスト動画は本物、スキップの選択肢も用意
ニュース アクセスランキング
-
Epic GamesストアにおけるPCゲーム無料配布の今週分は日本対象外―4月5日はSFRPG『アウター・ワールド』&アクションADV『Thief』予定
-
“ゲーム中毒になったから”訴訟します!…米で相次ぐ訴訟に大手ゲーム会社反論「憲法に違反する」
-
3分の2近くの人員を投入し『ウィッチャー』新作開発が本格化か?CD PROJEKT REDの2024年度人員配置が明らかに
-
『AC6』や『Ghostwire: Tokyo』が3,499円、スイッチの新品ソフトも2,999円! PS4は2,000円以下も豊作─ゲオ オンラインの新セール対象をチェック
-
2023年ゲーム賞を席巻した『バルダーズ・ゲート3』が3,828円!『スーパーマリオRPG』『テイルズ オブ アライズ』もお買い得なゲオ店舗セールを現地調査
-
『Hellgate』またもや復活!?ハクスラシューター『Hellgate: Redemption』発表―「やり残したこと」を生みの親自身による清算へ
-
『Risk of Rain 2』や『Vampire Survivors』などの開発が参加する謎のプロジェクト「iii initiative」が進行中―29日午前3時に新情報公開
-
賞金稼ぎRPGシリーズ最新作『メタルサーガ ~叛逆ノ狼火~』最新プロモーション映像公開!音楽はベイシスケイプの工藤吉三氏が全楽曲担当
-
『ウィッチャー』続編「Polaris」2024年中に本格的な製作段階突入を目指す―『サイバーパンク2077』続編にはマルチプレイ搭載を検討中
-
『ライフ イズ ストレンジ』などで知られるDON'T NODが「RPG」「ナラティブADV」「アクションADV」に特化した3つの部門を新設