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海外レビューひとまとめ 『Medal of Honor』

10月12日に発売となった Medal of Honor の海外レビューひとまとめです。ミリタリーFPSの代名詞とも言われた長年に渡るシリーズの最新作となる本作は果たしてどのような評価を受けたのでしょうか。

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Eurogamer Italy: 9/10
Medal of Honorの帰還は成功だ。ゲームは本当に良く見えて、プレイは更に良い。シングルプレイヤーキャンペーンは短いが本当に激しい。マルチプレイヤーはModern Warfare 2よりもアーケード色の少ないゲームを探している人々に多くの楽しくて素晴らしいチャレンジを与える。

GameTrailers: 8.1/10
長い間行方不明だったフランチャイズの割に、Medal of Honorは多くの将来性を示すしっかりとした再起動だ。ジャンルの基本理念はなんとか守っているが、飾り付けが少ない。アプローチに尖ったものがないため、他のミリタリーシューターが非常に素晴らしく見える。題材へのリスペクトは感じられるものの、ミリタリーマニアを少々真正面から狙いすぎた。あなたは目標に向かって順番に色を塗っていくように感じると思うが、間を埋める繋ぎを探しているならうってつけだ。

ストーリー: 6.5/10
デザイン: 8.4/10
ゲームプレイ: 8.1/10
演出: 8.0/10

1UP: 7.5/10
全体的にはしっかりしたタイトルに見えるが、物語・キャンペーンの長さ・特徴に関わらず重さが欠けた、クオリティの高い娯楽。

GameSpot: 7.5/10
Medal of Honorは少々の欠点を気にかけない人々に、密着力のあるキャンペーンと猛烈なマルチプレイヤー対戦を提供します。

■長所
 ・良いペースのキャンペーン
 ・没入型の対話
 ・緊張感のあるマルチプレイヤーアクション
 
■短所
 ・高圧的にキャンペーンをスクリプトにすること
 ・非常に非現実的な敵AI
 ・いくつかの不調和なカットシーン
 ・マルチプレーヤーの急な学習曲線

IGN: 6/10
Danger Closeはアメリカ人でも意見が分かれるディープな戦争に関する経験を提供することに執着した。プレイヤーがよりディープで魅力的なマルチプレイヤーへと移動した後、恐らくその内容に関する論争は更に刺激されるだろう。Medal of Honorは2010年最も期待はずれだったゲームの一つ。

GameSpy: 6/10
私達が得るものは“Battlefield Warfare”と呼ばれる混合物です。確かに面白い混合物ですが、既視感は否めない。

■長所
 ・しっかりとした様々なミッションを備えたキャンペーン
 ・スライドおよびリーンコントロールは上手く動作する。
 ・素晴らしい対話
 
■短所
 ・短いキャンペーンの一流には届かないグラフィックス
 ・マルチプレイヤーは不慣れな人には面白くない。
* * * * * * *

ローンチトレイラー

10月12日に発売となったMedal of Honorの海外レビューひとまとめです。長年に渡るシリーズの最新作となる本作ですが、評価はあまり良いものではありませんでした。点数に上下の差はあるものの、高い点数を付けたレビュアーからも幾つかの問題点が指摘されています。

ゲームとしてはそれなりのレベルに達しているようですが、久々のMedal of Honor新作という事で期待度が高まっていただけに失望感が大きくなってしまったのかもしれません。


ちなみに発売直前に続々と公開されたこれらの海外レビューはElectronic Artsの株価にも影響を与えたようで、10月12日NASDAQ市場午後の取引では6%の下落となってしまいました。

過去作品スクリーンショット集

かつてはミリタリーFPSの代名詞とも言われたMedal of Honor。今回の再デビューは華々しいものではありませんでしたが、今後も前線で戦い続けて欲しいものです。
(ソース:Metacritic, ビデオ: YouTube 1, 2)


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《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

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