Kudo Tsunoda氏: PCでFPSをプレイする人はもうほとんどいない | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

Kudo Tsunoda氏: PCでFPSをプレイする人はもうほとんどいない

TGSではコアゲーマー向けの専用タイトル5作品が一挙に発表され、ブースでも多くの来場者にアピールしていたKinect。その開発を指揮するKudo Tsunoda氏が、今後登場する対応ゲームの方向性やFPSの進化について興味深い発言をしたようです。

PC Windows
東京ゲームショウではコアゲーマー向けの専用タイトル5作品が一挙に発表され、ブースでも多くの来場者にアピールしていたXbox 360のKinect。その開発を指揮するクリエイティブディレクターのKudo Tsunoda氏が、今後登場する対応ゲームの方向性やあり方、あるいはFPSの進化について興味深い発言をしたようです。

以下、Game Informerのインタビューから氏の発言を抜粋。

“ファーストパーソンシューターが進化した方法について考えてみてください。それは最初PCで始まりました。開発者達は長い時間をかけてシューターをPCから家庭用機に移植しようとしたのです。当時世間は「FPSをするのに十分な反応速度は実現できない」「家庭用機でFPSは楽しめない、それはキーボードとマウスで遊ぶために作られたものだ」などと今Kinectに対して言われているのと同じようなことを言っていました。確かにPC向けに作られた既存のシューターをただ家庭用機に移植するだけではPCのように楽しむことができませんでした。

Haloは家庭用機のためだけのFPSを作るという素晴らしい仕事を成し遂げました。現在PCでFPSをプレイする人はもうほとんどいません。コンソールが全てなのです。それはKinectのゲームにも同じことが感じられます。もしコントローラーで遊ぶために作られているものをKinectに移植し続けるだけなら、良い体験は実現できないでしょう。しかし時間をかけてKinectのために基礎からゲームを開発すれば、何か全く新しい体験を作り出すことができるはずです”

またTsunoda氏は、Kinectのソーシャル的な面によって日本国内でのXbox 360の本体セールスを助けることができるか、という別に質問に対し、「間違いない」と答えています。(ソース: Game Informer: Talking Kinect With Kudo)


【関連記事】
TGS 10: Kinectでドラゴンに乗る!『Project Draco』直撮りトレイラー映像
TGS 10: セガ、Kinect専用タイトルの『Rise of Nightmares』を発表
TGS 10: パラッパの松浦氏が手がけるKinect専用ホラーゲーム『Haunt』が発表
TGS 10: Kinect専用の『鉄騎』新作、『重鉄騎』が発表!
TGS 10: Suda51がKinect対応の新作アクション『Codename D』を発表
TGS 10: アバター対応の『ファイヤープロレスリング』最新作が発表
Kinectの国内ローンチが11月20日に決定!価格は14,800円
《Rio Tani》
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

    PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

  2. 美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

    美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

  3. 新エディションへの不満吹き荒れる『Escape from Tarkov』―開発がEoD版に関する新情報公開も余波は続く

    新エディションへの不満吹き荒れる『Escape from Tarkov』―開発がEoD版に関する新情報公開も余波は続く

  4. 街づくり、資源管理、戦闘で村を成長させていく中世シム『Manor Lords』同接13万人突破!早期アクセス開始からわずか2時間

  5. 『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施

  6. デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応

  7. PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」

  8. 新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活

  9. 『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正

  10. 怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決

アクセスランキングをもっと見る

page top