●Game Informer: 10/10
これは、粗削りな部分を全てそぎ落とし、シンプルかつエレガントな基本デザインによって崇高に設計されたゲームである。
●Games Radar: 10/10
待った価値はあった。StarCraft II: Wings of Libertyは個性的なシングルプレイミッションや魅力的なキャンペーンストーリー、素晴らしいマルチプレイヤーを届けてくれる。10年に1本の決定的なRTSに備えなさい。StarCraft IIは新たなスタンダードであり、今後しばらく発売される全てのRTSタイトルに影を落とすことになるだろう。
●Joystiq: 10/10
StarCraft IIでは基礎部分が変わっていないが、それは変える必要がなかったからだ。これはStarCraftの表面をただ塗り直したのではなく、つまり骨格からピクセル化されたStarCraftそのものなのである。
●GameTrailers: 9.5/10
●GameSpot: 9.5/10
長所: キャンペーンモードは変化に富んだゲームプレイを提供。あなたを夢中にさせる最高のシネマティック映像と豪華なボイスキャスト。選択の要素によってキャンペーンにたくさんのリプレイ性をもたらす。バランス調整され、性質の全く異なる三つの種族をフィーチャーした優れたオンラインプレイ。チャレンジやプラクティスリーグによって初心者でも対戦プレイにすんなり入れる。短所: Battle.netのちょっとした不便。キャンペーンが一つしかない。
●IGN: 9/10
ジャンルとして前進することはなかったが、それでもStarCraft IIは最も洗練された作品の一つであり、精巧に作られた素晴らしい演出を持つリアルタイムストラテジーである。
演出: 10/10
グラフィック: 9/10
サウンド: 9/10
ゲームプレイ: 9/10
持続性: 9.5* * * * * * *
Blizzardから先週発売されたリアルタイムストラテジーStarCraft II: Wings of Libertyの海外レビュー評価です。早くもRTS史上最速セールスを記録するなど前作を上回るペースで売れているそうですが、レビューの評価もその売れ行きにふさわしい高得点となっています。
三つの陣営や各ユニットまで核となるゲームシステムにほとんど変更がなかったのは評価の分かれたところですが、前作から12年の歳月が経過しているだけに、シリーズのファンや新規ユーザーにオリジナルの面白さを再確認させるという意味で、正しい選択だったかもしれません。
注目のシングルキャンペーンモードは、Terranのキャンペーンしか遊べない(前作は三種族のキャンペーンを収録)ことがやはり一部で指摘されてしまったものの、深みのあるキャラクターのドラマを描くカットシーンや、ユニット強化や技術の研究といったカスタマイズ要素まで用意されたボリュームたっぷりの内容には、レビュアーからポジティブな意見が多数寄せられています。
今作にはHeart of the SwarmとLegacy of the Voidという二種類の拡張パックが発売予定で、ユーザー作成のカスタムマップやModの力作にも期待。StarCraftファンの眠れない夜は今後もまだまだ続きそうです。(ソース: Metacritic)
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