イギリスはオックスフォードにて開催されたTEDグローバルカンファレンスにてPeter Molyneux氏がMilo and Kateのデモンストレーションを行ないました。実際の操作はアシスタントのDimitri氏が行い、以下のようなシチュエーションを披露しました。
まずはDimitri氏がMiloに向かってカタツムリを踏み潰すよう指示。この指示にMiloは躊躇し、本当に踏み潰すべきなのかを尋ねます。そこでDimitri氏が「行けMilo、踏みつぶせ!」と強い口調で再び指示。するとMiloはそれに従います。
Molyneux氏はプレイヤーが“心理学テクニック”を使用してプレイすると共に、タイトルがプレイヤーの決定などを基に学習してMiloを形作ると話し、“人々のMiloが同じものになることはない”と伝えています。
その他デモンストレーションではプレイヤーがMiloの部屋掃除を手伝い、最初に紙屑や石ころを拾う事を教えたり、顔を赤らめて恥ずかしがるMiloの能力や別のAIによって引き起こされるフェイシャルレスポンスなどが披露されました。
Molyneux氏によればプレイヤーを認識させるために45分間のチュートリアルをプレイする必要があるとしていますが、チュートリアルをプレイする事で“レール上にない”より多くの濃い冒険にMiloを連れ出すことができるのだそうです。またMiloの“心”はゲームディスク上にはなく、多くの人が使用することで更に賢くなるクラウドによって提供されるとの事。
またキャラクター設定についても明らかにされており、Miloは彼の両親と愛犬Kateと共にニューイングランドからロンドンへと引っ越してきたのだそうです。そして引っ越しによって気分が落ち込んでいるMiloを元気付ける事が本作の全てに関係しているとMolyneux氏は話しています。
Molyneux氏は「私はこれらの革命が好きです。そしてMiloがもたらす将来を愛しています」と締めくくりデモンストレーションを終えました。
(ソース: 1UP, CVG, イメージ: SCRAWL, TEDGlobal)
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