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海外レビューハイスコア 『Splinter Cell: Conviction』

海外では4月13日に発売されたTom Clancy's Splinter Cell: Convictionの海外レビューハイスコアです。多くの海外サイトからは比較的高い点数となり、現在のMetacritic平均スコアは86となっています。

家庭用ゲーム Xbox360



GamePro: 10/10
本作はファンが期待していたような初心に帰った内容ではないかもしれませんが、上から下まで極めて優れたゲームです。アクション満載で充実感のあるシングルプレイヤーキャンペーン、多くの時間を費やせるCo-opモード、そして楽しいオンライン要素から、見るに値する真の買い得感が存在しています。サムが影から飛び出し攻撃的になったのは、物語の状況から直ぐに理解し受け入れることが出来るでしょう。Splinter Cellタイトルとして、期待に沿ったゲームではないという事実にこだわらないのなら、フランチャイズの歴史の中でベストタイトルであったカオスセオリーに匹敵すると同意出来るでしょう。

IGN: 9.3/10
サムの動きは素早い。本当に素早い。彼は即座にカバーする事が出来て、華麗に出っ張りから出っ張りへと移動する様は、Prince of Persiaよりも素早い。何かトラブルに巻き込まれた時の逃げ足もサムの勝ちだろう。サードエシュロンによって用いられる“パンサー”という彼のコードネームはまさにピッタリ。これまで敵は避けるべきであったSplinter Cellだが、今度のサムはハンターだ。

演出: 9/10
グラフィック: 8.5/10
サウンド: 9/10
ゲームプレイ: 9/10
持続性: 8/10

1UP: 9.1/10
Co-opキャンペーンには完全に独立したストーリーが与えられていて、友人と共に画面分割やシステムリンク、オンラインで協力する事が可能です。メインゲームと共通するアビリティや尋問戦術、ストーリーテリング手段があり、幾つもの障害を克服するべくフレンドと共に協力します。シングルプレイヤー要素のように、Co-opは魅力があり、秘密工作活動を分担できるのは普通のキャンペーンよりも面白いと言っても過言ではありません。しかしながらこのストーリーはメインゲームよりも更に短く、ゲームの価格を許容するのに十分な内容が足りていないとも思えます。

Game Informer: 9/10
Splinter Cell: Convictionはシリーズの最高峰という訳ではないが、フランチャイズを復活させた。一作目からサムが好きなファンは、終幕感を捨て去り、将来のシリーズに対する楽観を持つべきだ。同時に、新規ユーザーにとっては素晴らしい飛び込みのポイントとなっている。これまで行き詰まり感のあったTom Clancyのテクノロジーを抜きにして、物語にはシリーズに関連性のあるすべてのプロットが含まれている。

Official Xbox Magazine: 8.5/10
勿論、Convictionを前作に基づいて判断するべきではないし、60ドルを払う価値はある。だが率直に言えば、私達は昔のSplinter Cellの方が好きだ。同じとは言い難いがConvictionも悪いゲームではなく、クレバーなDeniable Opsモードや、ソロも同じくよく出来たCo-opキャンペーン、そしてユニークなロケーションで遂行される素晴らしいソロキャンペーンミッションの数々は、シリーズ中で最も良い一つだ。

GameSpot: 8/10
長所: 敵にとどめを刺すのは刺激的。サムの頭を覗く優れたストーリーテリング。夢中にさせ続ける素晴らしいサウンドトラック。最高な協力プレイ。

短所: 多くのチャレンジが提供されない短いキャンペーン。機会を逃す尋問。過去作と比べて減ったステルスオプション

Eurogamer: 7/10
多少現実的なのかも知れないが、Splinter Cell: Convictionでは頻繁に見つかり罰を受ける事が多く、それがゲームを悪くしている点だ。選択の余地の無い銃撃戦に重きを置いた短いシングルキャンペーンのベストな瞬間は、より早い時間に体験される事を確実とする。

おそらくSplinter Cell: Convictionにおける最大の皮肉は、暗闇の方が明るく見えるという点だろう。

* * * * * * *

海外では4月13日に発売されたTom Clancy's Splinter Cell: Convictionの海外レビューハイスコアです。Ubisoft Montrealにより開発された本作は、2007年に発表されるも、その後延期を重ね、当初のプロットから大きな変更を遂げて発売となりました。多くの海外サイトからは比較的高い点数となり、現在のMetacritic平均スコアは86となっています。



これまでのシリーズで主要なアクションの一つであった敵の死体を運ぶ要素の廃止といった、システム面での大きな変更が賛否両論を呼んでいるようですが、概ね評価する声が多いようです。シングルプレイが短いとの意見も幾つか見られますが、今後無料DLCの配信も予定されているとのことで、その点を補う事が出来るのではないでしょうか。マーケットプレースでも体験版が配信中の本作、国内ではXbox 360版が4月28日に発売予定です。

※UPDATE(2010/4/18 0:28) :文章を一部修正しました
(ソース: Metacritic , イメージ: strategyinformer)


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《Round.D》
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