“買ってはいけない”―BethesdaのFPS『Rogue Warrior』がIGNで最低レベルの評価 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

“買ってはいけない”―BethesdaのFPS『Rogue Warrior』がIGNで最低レベルの評価

Bethesdaから12月1日に発売されたFPS、 Rogue Warrior の評価が大変なことになっていました。開発はRebellionというところで、Bethesdaはパブリッシングのみ担当しています。現在32点というメタスコアもひどいものですが、その中でも大手サイトIGNが「 1.5/10 」と過去

PC Windows

Bethesdaから12月1日に発売されたFPS、Rogue Warriorの評価が大変なことになっていました。開発はRebellionというところで、Bethesdaはパブリッシングのみ担当しています。なんとアナウンスは2006年までさかのぼるRogue Warrior、途中で開発元が変更になるなど紆余曲折がありましたが、結局は失敗作といえる出来だったようです。

PC、Xbox 360、PS3で発売の本作、現在20〜30点台というメタスコアもひどいものですが、その中でも大手サイトIGNが「1.5/10」と過去最低レベルのスコアで酷評。「世の中には、お金だけでなく費やした時間すらも返してほしくなるような、完全に破綻しているゲームというものがあります。この定義に見合う最近のゲームが、Rogue Warriorです」「あらゆる犠牲を払ってもこの作品を遠ざけておくべき」と冒頭で記述し、以下は細部にわたり残念な部分の指摘ラッシュ。



■AIの機能停止
ステルス機能は完全に崩壊。9割の敵は常に主人公に背中を向けており、足音も意味をなさない。敵に突っ込んでいっても、敵はしばらく発砲せずに立ち続ける。

■壊れた照準
当たるか当たらないかがはっきりしており、一発で敵を倒すこともあれば、弾薬を使い切っても倒せないこともある。ヘッドショットを決めたと思っても敵は立ち続け、手榴弾の爆発も無視。プレイヤーは、最終的に格闘だけで進む選択をしいられる。

■2時間以下でクリア
キャンペーンモードは1時間半でクリア可能。マルチプレイはデスマッチとチームデスマッチのみ。しかし購入した数少ない人々はみな後悔に苛まれており、誰もオンラインをプレイしていない。これがフルプライス? 何かの冗談だろう。

■残念なヴィジュアル
このゲームの映像は、せいぜいPS2かXbox程度で、無理して言えば初期のPS3/Xbox 360レベル。スローダウン、ティアリング、ぎこちないアニメーションなど、至るところが劣っている。

IGN: 1.5/10
もしあなたが偶然にも、財布に余分なお金が入っているようなことがあったとしても、決してこのゲームを買ってはいけません。ゲームプレイは貧弱で、ヴィジュアルは平均以下、プロットはバカげています。本作を買う唯一の理由となりそうなのは実績/トロフィーですが、せめてレンタルかバーゲンセールを待つべきです。それでもなお、このゴミくずがあなたのゲームアカウントを汚染するのを正当化するのは難しいでしょう。
もう一度言います。このゲームを買ってはいけません。




ちなみにGameSpotでは「2.0/10」とやはり厳しい評価。最近ではWiiで発売されたWheelspinが最低評価を受けるなど、パブリッシャーとしてはちょっと不運が重なった感のあるBethesdaですが、来年はBrinkなどの大型FPSも予定され、きっと挽回してくれるはずです。(ソース: IGN)


(c) 2009 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. All Rights Reserved.

【関連記事】




《Kako》
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. 海に沈んだ世界を冒険する『Age of Water』PS5/XSX|S/PC向けに早期アクセス開始―自分の船を組み立ててPvEやPvPに挑戦

    海に沈んだ世界を冒険する『Age of Water』PS5/XSX|S/PC向けに早期アクセス開始―自分の船を組み立ててPvEやPvPに挑戦

  2. 『Escape From Tarkov』ワイプの影響を受けないPvE協力モードにアクセス可能な「The Unheard Edition」リリース!

    『Escape From Tarkov』ワイプの影響を受けないPvE協力モードにアクセス可能な「The Unheard Edition」リリース!

  3. ゲーム序盤で入手できて、終盤まで使えるアイテムと言えば?

    ゲーム序盤で入手できて、終盤まで使えるアイテムと言えば?

  4. 超小型ノートPC「GPD Win Mini 2024」2TBモデルが発売!Ryzen 7 8840Uを搭載、リフレッシュレート120Hzに対応

  5. Steamウィッシュリスト登録現在1位!戦闘ありの中世都市建設シム『Manor Lords』日本では4月26日午後10時に早期アクセス開始

  6. 『百英雄伝』一部NPCの名前はクラウドファンディング支援者の権利特典で名付けられたもの―不具合報告と共にユーザーの困惑に回答

  7. 『NieR:Automata』『ワンダと巨像』インスパイアのオープンワールドACT『V.A Proxy』新デモ版リリース―核爆発すらもパリィできる高速バトル

  8. サキュバスにボディタッチして命の危機を脱出!大胆でシンプルな恋愛シミュ『My succubus Kukula』Steamで無料配信開始

  9. リメイク版『ウィザードリィ:狂王の試練場』2024年5月23日にPS/Xbox/スイッチでも配信決定!ベニー松山氏によるモンスター解説も搭載【UPDATE】

  10. ロボをカスタムし、ド派手に敵を倒せ!ついに物語も完結に向かう新作ロボARPG『メガトン級ムサシW』発売―ボルテスVなど伝説機体とのコラボも

アクセスランキングをもっと見る

page top