2033年のモスクワ、荒廃した世界で地下鉄に生き残る人々を描くサバイバルシューター、Metro 2033。この度新たなスクリーンショットが多数公開されました。これまでは地下を映した画像ばかりでしたが、今回ようやく、雪に覆われたモスクワの街並を目にすることができました。
2013年に起きた核攻撃によって人類のほとんどが絶滅、地表には有毒なガスが充満する世界が舞台とあって、スクリーンショットを見ても分かるように、ガスマスクがキーアイテムとなっているのは間違いないようです。
変異したミュータントたちとの戦いをメインとしたホラーFPSとなること以外分かっていませんが、いくつかの詳細が少しだけ見えてきました。
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■映画的体験
ステータスを表示するHUDをカットすることで、この状況下であとどのくらい生き残れるか、プレイヤーはサバイバル能力を問われることになる。状況を確認するためには、道端にあるマップ、手につけている時計、装備しているガスマスクの残量などをチェックする必要がある。
■生き残りは全て“家族と友人”
世界観からどうしてもFallout 3と比較されがちな本作。Fallout 3が各地に人類の生存者がいたのに対し、Metro 2033は地下鉄にのみ生存。寒さと恐怖に覆われた探索から帰還すれば、住居と市場が混じったコミュニティーで、家族同然の住人たちが温かく迎えてくれる。しかし主人公は、再び地下の暗がりに赴かなくてはならない。
■弾薬がお金になる
通貨が意味をなさなくなった世界では、弾薬が商取引に使われる。プレイヤーは新しい武器を買うために、手持ちの弾薬を売らなければならないというジレンマに悩まされることに。さらに探索においては弾薬を節約する必要も出てくる。
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Metro 2033は、開発の4A Gamesが2006年頃に発表、パブリッシャーの決定を受け、今年の10月には、THQが正式にアナウンスしています。開発には独自の4A Game Engineを使用、PC版ではNVIDIA PhysXをサポートします。
Metro 2033はXbox 360とPCで2010年発売予定。発売日は定かではありません(Amazonでは2010年3月16日、Wikipediaでは4月30日、GameSpotではQ1)が、来年の早い時期に公式アナウンスがありそうです。(ソース: MTV Multiplayer, イメージ: Worthplaying)
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