今月見つかった新たなリークフッテージ
Duke Nukem Foreverの開発を巡って、法廷で争うことになったTake-Twoと3D Realms(Apogee Software)。その裁判所文書から、新たな事実が明らかになりました。
大部分のスタッフが解雇になり、Duke Nukem Foreverの開発を続けることができなくなったため、販売権を握るTake-Twoから提訴されていたApogeeでしたが、先週、弁護士を通してこの訴えに対する公式の文書(PDF20ページ)を発表。
その文書の内容から、2K Gamesが過去に3D Realmsと契約を結び、Duke Nukem Foreverと並行してDuke Beginsなる未発表のシリーズ新作を開発していたことが明らかに。しかし、対抗訴訟を起こしたApogeeの訴えによると、2K Gamesは2009年4月、3D Realmsの承諾を得ることなくDuke Beginsの制作を中止しており、これが同社に損害を与えたとのこと。
Duke Nukem Foreverとは別の作品だったというDuke Begins。どのようなゲームだったのか詳細は分かっていませんが、2010年の中頃に完成し発売される予定だったそうです。
同じ文書の中で3D Realmsは、既に2000万ドルの予算を投じているというDuke Nukem Foreverの開発を今後も続行すると強気の姿勢を見せています。(ソース: GamePolitics: Court Filing: 2KGames Developing "Duke Begins", Gamasutra)
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