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海外レビューハイスコア 『Prototype』

延期を繰り返しながらも、アクションゲームファンの期待を徐々に集め、先週遂にリリースされたActivisionの新作サードパーソンアクションPrototype。海外メディアの評価は、今のところ平均80点を超える優秀なものとなっています。

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Games Radar: 9/10
荒っぽいグラフィックや意地悪で不規則な難易度が苦しいとはいえ、Prototypeはクールなものでいっぱいの都市を舞台に、ハイテンポで容赦なく不道徳で、素晴らしいほど野蛮なサンドボックスアドベンチャーを提供してくれる。


GameTrailers: 8.6/10
操作性は引き締まっているが、出来ることがたくさんあるだけに少し複雑。全体的にややぎこちない感はあるものの、もし長い一日を思いっきりくつろぎたいなら、Prototypeのプレイはちょっと本気のセラピーになるだろう。


GameSpot: 8.5/10
長所:好奇心をそそるストーリーと主人公。様々な解決法の存在する変化に富んだミッション。膨大な種類のアクションと能力。メインストーリー以外にもたくさんの事件や挑戦がある。やりがいがあると同時にイライラすることもほとんどない。短所:風景は退屈で全く変化がない。時折やっかいに感じる操作性。マルチプレイ要素がない。


Gameplayer: 8/10
人間を飲み込んで体力を回復、巨大なミュータントに追いかけられる、ヘリコプターに向かって車を投げつける、戦車を奪う、バイオブレードで兵士をぶった切る、無敵の鋼鉄の野獣に変身する、素手で車両をバラバラに粉砕、街のあらゆる住人の体を乗っ取れる、マンハッタンの高層ビルの壁を走って登る……。我々の知る限りこんなことを出来るゲームは他にない。


IGN: 7.5/10
ゲームエンジンに改善が必要なことや、多くのミッションデザインが月並みでディテールに欠けているのは言うまでもない。ありがたいことに、Alex Mercerの吸収・変身能力がゲームの欠点を克服している。


Eurogamer: 7/10
Prototypeは騒々しくて血や肉片が飛び散る超過激なバイオレンス。それが全てであり、多くの点で堅実かつ豪華な演出がある。


1UP: 6.7/10
理論的にはあらゆる要素が一つのパッケージに凝縮した素晴らしいゲームデザインだが、実際にゲームを遊ぶプレイヤーにとっては、つまづく部分があまりにも多く、常に楽しめる作品になるためのポテンシャルを発揮できなくなっている。


* * * * * * *




延期を繰り返しながらも、アクションゲームファンの期待を徐々に集め、先週北米で遂にリリースされたActivisionの新作サードパーソンアクションPrototype。海外メディアの評価は、今のところ平均80点を超える優秀なものとなっています。

本作のウリは、殺した敵を吸収しその能力や記憶を奪うことができる主人公の変身アクションと、広大なマンハッタンを舞台にしたGTAスタイルのサンドボックス型ゲームプレイ。高層ビルの側面を走って駆け上がったり、素手で戦車を破壊したり、一般市民を巻き込んで巨大クリーチャーとチェイスしたりと、他のゲームでは決して味わえない、バイオレンスでグロテスク、かつ自由度の高いアクションを体験することができます。



しかし発売前の期待度があまりにも高かったせいか、グラフィック表現、ストーリー性、戦闘時のアクションといった部分でやや物足りなさが指摘され、一部の大手サイトが微妙な点数のスコアを付けたことから、同ジャンルでこちらも高い評価を受けているinFamousなどと比較されファンの間で議論を呼ぶことに。

とはいえ、オリジナリティー豊かなエンタテインメント大作として多くのメディアから推奨されている本作。少々ネガティブな内容だったIGNのレビューでも指摘されているように、醍醐味である吸収と変身アクションのインパクトが、ゲーム中のちょっとした欠点を吹き飛ばしてくれるはずです。(ソース: Metacritic(Xbox 360))


(c) 2009 Activision Publishing, Inc.

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《Rio Tani》
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