
当初はValveの自社タイトルとユーザーMODやインディーゲームの配信ばかりだったSteamも、PCゲームにおける違法コピーと厳格なプロテクトの応酬がいよいよ深刻な問題になる中、近頃は大手のパブリッシャーも次々に対応を決め、購入可能なゲームの数は今や世界中で500以上。最近になって本格的な参入が噂されていた残る大手のElectronic Artsですが、頭の痛いDRM騒動で毎回大きな議論を呼んだSporeや、Mass Effectなどを含む同社の人気タイトルを、とうとうSteamで配信することに。
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「EAは、ゲーム業界におけるパブリッシャー最大手の一社です。このクリスマス、SteamにやってくるEAのタイトルには、今年最高のPCゲーム作品が含まれます」
おなじみValveの共同創業者で、社長のGabe Newell氏はプレスリリースでこう正式に発表し、現在さっそく配信開始になったのは、Sporeとクリーチャーパック、Mass Effectの他、Need for Speed Undercover、FIFA Manager 2009、MMOのWarhammer Online: Age of Reckoningといった今年発売の5タイトル。
ただし、残念ながらまたしても北米からのアクセスのみで、今のところそれ以外の地域への展開は明らかになっていませんが、これから数週間以内にはさらに、Dead Space、Mirror's Edge、Command & Conquer Red Alert 3といった、最新作のPC版も対応していくとのこと。

EA同様、地域によって対応が異なり、ダウンロードにも関わらず依然として今も日本からは手に入らない(表示もされない)ゲームが結構あるのは残念ですが、今やActivisonやUbisoft、Take-Twoといった大手パブリッシャーから、id SoftwareやEpicといった実力派デベロッパーまで、ここ数年であっという間にPCゲームの大半が対応するようになったSteam。
現在も自前のEA Storeを展開し、PCゲームの大手としては同じく独自サービスを行っているBlizzard Entertainmentと共に、ほとんど最後発になるElectronic Artsですが、ディスクベースではなにかと限界に達していたDRMポリシーも、今回発表されたタイトルには問題のSecuROM表記がなくSteamの一般的なアカウントベースの制御に従う模様。少々遅まきながら、PCゲームファンにとってはようやく歓迎される選択肢が登場することになりそうです。
後はもう、国境の壁さえなくなってくれれば言うことはないのですが、EAに関しては今年の9月から一足先にSteam対応を果たした、Crysisシリーズの2作品を普通に配信している(英語版)こともあり、今後は他のタイトルの登場もぜひ期待したいところです。
(ソース: Steam: "Steam Launches Hit PC Games from EA")





