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デュアルコアは5割、Vistaは3割到達…Steamユーザーによる最新PC環境調査が明らかに
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キリトル
2008年12月19日 02:00:01 / by Miu




どんなユーザーが購入しているかはもちろんのこと、その後のゲームがどのように遊ばれているか、プレイヤーがどこで詰まっているかまでわかってしまうという、今やすっかりおなじみのダウンロード配信。その先駆者として現在は大手のパブリッシャーも次々に参入し、PCゲームとは切っても切れない関係になったValveのSteamですが、実際にユーザーが使用しているマシンを対象にしたリアルな環境調査の結果が、昨年の夏以来久々に発表され、ここ半年間の貴重なデータと共にPCゲームファンにはちょっと気になる数字が明らかになっています。



* * * * * * * * *














さっそくまずは、CPU対決。さすがにブルーのIntel CPUが約64%と大きな勢力になっており、最近の情勢からするとグリーンのAMDも頑張っていますが、2007年の前回調査ではまだほとんど五分五分だっただけに、海外のPCゲーマーの間でもCore 2シリーズ登場以降の変化は大きいみたい。具体的なプロセッサごとの内訳がわからないのが残念ですが、クロック周波数別に見ると現在最も多いのは、Intelで2.3GHzから2.69GHzといった普及価格帯のものが、ユーザーの20%を占めてトップ。




また、ゲームソフトでは現在も対応具合が気になるCPUの数ですが、やはりデュアルコアのユーザーが多く全体でも、ついに半数近くを占めています。最近の推移を見ると、この半年間でも2CPUシステム(OSから見た調査のため、実質的なコア数)がさらに増加している一方、ずいぶん手を出しやすくなったクアッドコアCPUの割合はそれほど伸びておらず、そろそろ入れ替え時期が近いものの依然として、シングルコア世代のシステムを使っているユーザーも多い模様。現在は絶好調のIntelですが、来年からはいよいよ新しいCore i7シリーズとPhenom IIの、次世代CPU対決にも注目が集まりそうです。






そしてお次は、PCゲームファンには毎度おなじみ赤と緑のビデオカード対決。ここ半年ほどは再びATIのRadeonが人気を呼んでいますが、ユーザー数全体ではGeForceのNvidiaが65%を占め、依然として定番に。GPUの種類別に見ると、現在一番多いのはGeForce 8800シリーズですが、実際は最近のハイエンドから、非常にコスト重視なチョイスまで、意外なほど差が出ずにばらついており、内蔵GPUでは圧倒的なシェアのIntelが1%台というあたりは、さすがにゲーマー相手らしい調査かも。




一方、最初に対応ハードウェアが登場してそろそろ丸2年が経過したものの、機能的には現在もなかなか真価を発揮できるタイトルが増えないDirectX 10。必須となっているOS側のWindows Vistaと共に、その広がりが気になるところですが、DX10対応のビデオカードとしては合計で全体のおよそ46%。まだ昨年はスタンダードだったDX9世代を逆転して、着実に世代交代は進んでいるようなのですが、実際にDX10として動かせるVistaとの組み合せはというと2割強に留まっており、本来の機能を活かした対応ゲームの増加は、やはりここ数ヶ月で伸びが大きくなっているVistaの普及次第になりそうです。




Windows XP (32 bit) - 68.67%

Windows Vista (32 bit) - 23.19%

Windows Vista (64 bit) - 6.82%

Windows 2003 (64 bit) - 0.76%

Windows 2000 - 0.27%

Windows XP (64 bit) - 0.21%

Other - 0.07%




そしてゲームファンを相手に注目のOS別ユーザー数では、Windows XPが全体の7割近い数を占め、依然として圧倒的。ただし現在は、残りの3割が既にVistaを導入済みで、以前に比べると着実に増加。中でも特に、Vistaの場合は64bit版の割合が高く、全体ではまだ約7%に留まるものの、既に4人に1人近い数が64bitを選択。メモリの価格が大幅に下がったこともあり、海外では北米を中心に64bit版を選ぶユーザーがかなり増えているというのは、実際に確かなようです。

また、そんな今時のシステムメモリ事情ですが、調査によると現在最もユーザー数が多いのはそうした、容量2GB超(4GB)クラス。前回から特に変化の激しいところで、既に選択項目の上限にあたってしまい正確な量がわからなくなっている状態ですが、2007年の調査では1%にも満たなかった割合が、なんと一年半で全体の半数以上を占めています。

この他、逆にかなり保守的な結果になっているのは、ゲーム開発者にとっても気になる画面の解像度。かつての標準的なXGAサイズ(1024x768)が現在も25%超でトップ、僅差でSXGA(1280x1024)という、この二つだけで全体の半分以上になっており、さすがにどれも減少傾向ですがゲームファンの間では依然として4:3型、あるいは(直接の割合は不明なものの)そうしたCRTモニタまでも根強いみたい。ワイドアスペクト比のものだと、WSXGA+(1680x1050)が最多の14%で3位に入り、フルハイビジョンが収まるサイズで人気のWUXGA(1920x1200)クラスは、まだ全体の3.6%となっています。




英語 - 59.88% (-0.68%)

ドイツ語 - 8.37% (-0.43%)

フランス語 - 8.12% (-0.31%)

ロシア語 - 6.46% (+0.88%)

スペイン語 - 2.81% (-0.01%)

ポルトガル語 - 2.72% (-0.20%)

ポーランド語 - 2.00% (+0.03%)

スウェーデン語 - 1.82% (-0.11%)

中国語(繁体字) - 1.29% (-0.08%)

デンマーク語 - 1.14% (+0.03%)

韓国語 - 1.06% (+0.22%)

日本語 - 0.80% (+0.22%)

中国語(簡体字) - 0.79% (+0.23%)

ノルウェー語 - 0.65% (-0.01%)

フィンランド語 - 0.61% (-0.01%)

イタリア語 - 0.59% (+0.13%)

オランダ語 - 0.54% (+0.03%)

タイ語 - 0.10% (+0.02%)

不明 - 0.10% (+0.01%)




こうして、普通のアンケート式調査では考えられないような数を対象に、もう4年以上に渡って続けられている、なんともリアルなPCゲーマー環境調査。前回までとは大きくスタイルが変わり、正確な調査人数は明らかになっていませんが、今や1,600万人になるという膨大なアカウントからデータを集計することで、ダイレクトにこうした結果を把握できるのもSteamならでは。

世界中のPCゲーマーと比べて、日本と似ている部分や異なる部分も見えてきて、今回もなかなか興味深い調査結果になっていますが、ちなみにそんなSteamで日本語を使用しているユーザーの割合は、現在も徐々に増加してようやく0.8%。全体の6割を占める(6割しかない)英語圏の割合は減少傾向で、近頃は日本も含めたアジアの他、特にロシアやポーランドといった東欧圏からもユーザーが増えてきているようです。

(ソース: Steam: "Steam Hardware Survey: November 2008")

 

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