
当初はその名もHubと呼ばれ、PS2時代にヨーロッパでまずGetawayのオンライン版としてプロジェクトがスタートしたという、PlayStation Home。当時はまだSCEEにいた、あのPhil Harrison氏の肝入りで、ソーシャルな仮想空間として野心的な構想が明らかにされて以来、長らく紆余曲折が続いてきた噂のHomeも、とうとうついにサービスイン目前。
実は、まだ正式なオープンとは別のようなのですが、明日から世界同時に行われるオープンベータの開始が正式に発表されています。海外の公式サイトからはさらに気になる情報が一斉に公開されており、待望のマイホーム体験の前に、せっかくなので海外向けの充実したプレビューをどうぞ。
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「PlayStation Homeをお届けできることに、私たちは本当にワクワクしています。インタラクティブでソーシャルなゲーム体験を、ユーザーのみなさんにお届けいたします」
SCEEのHome担当サービスマネージャー、Daniel Hill氏は言います。
「PlayStation Homeは、ゲームの世界において他に例のないユニークなものです。そして 世界や各地域のゲーム作品、さらにはゲーム以外のブランドとのパートナーシップによって、私たちは、ユーザーのPlayStation体験を拡大させる、刺激的で楽しいコンテンツを提供することができるのです」

現在も開発の中心になっているのはSCEヨーロッパで、今回のプレスリリースによると、フランスのモダンな家具ブランドLigne Roset(リーン・ロゼ)やイタリアンカジュアルのDisel、さらには栄養ドリンクのRed Bullといった異業種とのコラボレーションが発表。さらには映画のParamount Picturesや、欧州発のゲームニュースでおなじみのHexus TVやEurogamerといったパートナーが第一弾として参入し、さっそくオリジナルのアバター衣装や家具、専用の動画コンテンツなどを提供するとのこと。

まずは先日、一足先に明らかになった異業種コラボの第一弾、日本でも売ってるらしいスタミナドリンクRed Bullとの意外なタイアップは、Home最初のブランドオリジナルスペースとして専用のアイランドエリアが登場。ユーザー同士で、なかなか本格的なフライトゲームを遊んだりできるようです。

こちらもTGSの発表以来、日本のサードパーティからは動きがありませんが、海外では既に公開されているFar CryやUncharted、Warhawkの他、さらにMotorStormやSOCOMなどゲーム専用のテーマエリアが登場。Homeの開発ディレクターJack Buser氏によると、HDKなんて名前で呼ばれているデベロッパー向けの開発キットは無料で提供されるそうで、発表では今後さらにEAやSega、AtariやUbisoftにMidwayなど、多くの大手パブリッシャーからオリジナルの専用スペースが登場予定。

そしてHomeの中のシアタースペースでは、既に明らかになっているコロンビア(Sony Pictures Entertainment)を差し置いて、まず最初にパラマウントが一番乗り。来年公開の映画Watchmenのプロモーションが見られる他、Tシャツから家具までロゴ入りのバーチャルな関連グッズが登場し、年明けにはさっそく本物のキャストやスタッフを招いたイベントまで行われるんだそう。

またさらに、公式Blogによると新しいバージョンでは、ユーザーからのフィードバックを受けて、Central Plaza(ホームスクウェア)が大きくアップグレード。4人で遊べる専用ミニゲームマシンなども設置され、本来はHomeのメインストリートながらひと通り見終わると、遊び場のあるゲームスペースの方に人が集まってしまいがちだったのを、今後は少しこちらでも盛り上げてくれるようです。
もちろん、基本的にどれも海外向けのアナウンスで、国内での展開はまだ未定。残念ながら、詳しい内容はほとんど触れられませんでしたが、日本では代わりにベータテストでも登場したナムコミュージアムの他、ファーストパーティからSIRENやみんなのGOLFの専用スペースが用意されるようです。
ちなみに、明日からサービス開始としているこうした国内向けの発表とは、なぜかずいぶん表現が異なっているのですが、海外のプレスリリースでは、そもそも全ユーザー対象のオープンベータテストとなっており、公式Blogなどでも今回はオープンベータの始動とされているみたい。
現在行われているクローズドテストの方でも実は、特定のサービス等への負荷テストがまさに最終日を迎えたばかり。バージョンアップの結果、突発的なフリーズもようやく減り安定してきており、後はとにもかくにも本格的なコンテンツの充実次第といったところだったりしますが、海外のインタビューでは以前よりサービス開始の前にまずはオープンなテストを経てからとしていたこともあり、(少なくとも世界的には)今のところ、後もう少しの間はベータテスト段階ということのようです。
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