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海外レビューハイスコア 『Mirror's Edge』

抜けるように鮮やかな青空と、透明感あふれる印象的なテーマ。PCのFPSシーンに一時代を築いた北欧の人気デベロッパーによる意外なオリジナルタイトルは、海外ゲームの新時代到来を予感させる、かつてない一人称体験[b]Mirror's Edge[/b]。その個性的なビジュア

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1UP: 9.1/10

その緊迫感に満ちたゲーム体験として、癖のある内容にもかかわらずMirror's Edgeは、間違いなく絶対プレイすべき作品です。一人称視点のゲームデザインを発展させる先駆けとして、それはさらにいっそう重要なものになるのです。




VideoGamer: 9.0/10

十分に楽しめるキャンペーンモードに、とても魅力的でやりがいのあるタイムトライアルが加わって、ストーリーが6時間かそこらで終えられてしまうのも、すぐに忘れてしまうことでしょう。タイムトライアルでは、一つのステージに何時間も夢中にさせる奥の深さがあるのです。今年に発売されたどんなゲームも、このMirror's Edgeほどクールではありません。





Kikizo: 8.5/10

ジャンプアクションとしても極めてシンプルなシステムに、完璧な操作を求めてくるような、試行錯誤の繰り返しになるMirror's Edgeのレベルデザインは、ビデオゲームの持つある原始的な快楽に多くを委ねています。極めてやりがいのあるゲーム体験がしかし、その向こうにはあるのです。



Wired: 8.0/10

いくつかの悔やまれる欠点と欲求不満はあるものの、Mirror's Edgeはほかに類のない、驚くほど圧倒的なゲーム体験です。既に存在するジャンルやシステムに手を加えただけの改良品とは違う、正真正銘の新しいなにかを求めているのなら、このゲームは絶対あなたがプレイするべきです。






GameSpy: 8.0/10

Battlefieldシリーズからの劇的な新機軸であり、DICEにとって大胆な実験作。シビアな操作システムながら、そこに努力を惜しまないプレイヤーにとって、Mirror's Edgeは新鮮なゲーム体験をもたらします。残念なことに、フリーランニングの余地がなく、多くの場合に足止めされてしまうことになる戦闘要素は、ゲームの大きな弱点です。


GamePro: 8.0/10

もしこのように戦闘が単なる障害物ではなく、そのレベルデザインがもっとオープンなフィールドを中心に、走りまわる自由を与えてくれていたら、これはほとんど理想のゲームになっていたことでしょう。とはいえ、Mirror's Edgeはまだ最初の大きな一歩であり、DICEがこのシステムに続編でどんな磨きをかけてくるか、それを今から待ちきれないのです。



IGN: 7.4/10

最初の目論見通りとはいかなかったMirror's Edgeは、そうした素晴らしいアイディアの典型的な一例です。アクションのバリエーションは、あるいはボタンを一つ加えることで、もっと幅の広いものになったことでしょう。巨大なオープンフィールドにもなれたはずの世界は、すべてあまりに窮屈に感じられてしまいます。こうした不満に、少々魅力の欠けた戦闘や時折バグのある設計も加わり、ゲームを私の期待に届かないものにしているのです。



GameSpot: 7.0/10

その主人公のように、Mirror's Edgeは立ちはだかる大きな壁を飛び越えようと挑みます。とはいえ、Faithのように、すべてがうまくいくわけではありません。ゲームは爽快で、時にイライラさせ、ある点では期待を成し遂げていますが、一方ではプレイヤーを困惑させる多くの面を持ちます。何より速度を重んじるゲームでありながら、しばしばその足をよろめかせてしまうMirror's Edgeは、すべての人に向いた作品ではないのです。綺麗な着地こそ決めることはできませんでしたが、しかしそうした欠点や不満があろうとも、ゲームは印象的な大ジャンプを披露します。




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[size=x-small]ただいまの評価は平均すると80点台そこそこながら、90点をつけるサイトもあれば、70点のレビューもあり…
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抜けるように鮮やかな青空と、透明感あふれる印象的なテーマソング。PCのFPSシーンに一時代を築いた北欧の実力派デベロッパーによる、次世代コンソール中心の意外なオリジナル作品は、海外ゲームの新時代を予感させるかつてない一人称体験、[b]Mirror's Edge[/b](ミラーズエッジ)。

昨年夏の発表以来、その個性的なビジュアルが、従来のFPSやアクションゲーマーはもちろん、日本のゲームファンからも多くの注目を集めた期待作が、とうとう海外では今週発売の時を迎えています。


[size=x-small]Faithを導く鮮やかな赤と、かつてない存在感の原色たち。同じUnreal Engineなのが意外なほど、美しく静止した世界[/size]



従来のゲームと比べても、格段にうまく演出されたプレイ中の視点はもちろんのこと、上下のショルダーボタンで重心移動を表現したユニークな操作で、目の前のコースをリズミカルに駆け抜けてゆく疾走感が素晴らしいMirror's Edge。新鮮な世界観と一人称視点によってうまく現代化されてはいるものの、その中心となるゲーム内容は、むしろ日本のゲームファンにおなじみの、意外に[url=http://www.bornegames.com/?page_id=369]古典的なプラットフォーマー[/url](ジャンプ)アクションと呼べるもの。

海外での反応は大きく割れており、トライ&エラーの繰り返しで何度もやり直しながら、正しいルートやタイミングを見つけていくといった、近頃はあまり見られないストイックで直線的なゲームデザインに対する評価が、一番の大きな分かれ目になっているようです。



[size=x-small]ゲーム中は全然気になりませんが、日本では何かと話題の主人公の顔がその後、実は海外でも[url=http://kotaku.com/5070485/you-gotta-have-faith-does-style-beat-out-realism]ちょっとした議論に[/url]…[/size]




他にもちょっと浮いた感じのアニメーションで語られるストーリーやボリューム面の物足りなさ等、挑戦的な新規タイトルの完成には、まだいくらか時間が足りなかったように感じられる部分も見受けられますが、既に開発元のDICEからは続編どころか、[url=http://www.on-mirrors-edge.com/index.php?option=com_content&task=view&id=72]三部作構想[/url]なんて話も出ているMirror's Edge。

ゲームならではの一人称体験に新たな可能性を追求し、今までのジャンルの枠組みも軽々と飛び越えていく孤高のランナー達の挑戦は、まだまだこれからいっそう大きな注目を集めそうです。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.metacritic.com/games/platforms/ps3/mirrorsedge]Metacritic (PS3)[/url], [url=http://www.metacritic.com/games/platforms/xbox360/mirrorsedge]Metacritic (X360)[/url])[/size]

 
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《Miu》
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