対戦無料、PC版マーケットプレイスもいよいよ開始…『Games for Windows Live』の将来は? | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

対戦無料、PC版マーケットプレイスもいよいよ開始…『Games for Windows Live』の将来は?

各社のPCゲームからコンソールまで結ぶ架け橋として、昨年鳴り物入りで登場したものの、期待のVista共々PCゲーマーにはなかなか受け入れられないところも多かった[b]Games for Windows Live[/b]。開発者向けのイベントで今後の予定がようやく明らかになり、海外サイ

PC Windows

[size=x-small][/size]



各社のPCゲームからコンソールまで結んでしまうMicrosoftならではの架け橋として、昨年鳴り物入りで登場したものの、期待のVista共々PCゲーマーにはなかなか受け入れられないところも多かった[b]Games for Windows Live[/b]。今年のE3では、全くといっていいほど話題が出てこないまま終わってしまいましたが、こちらはMicrosoftが開発者向けに行ったGamefest 2008にて、久しぶりに今後の予定が明らかに。海外サイトのインタビューでは、気になるSteamとの関係についても語られています。




* * * * * * * * *




[size=x-small]家庭用の方では、新たなアバター機能と共に驚くほど生まれ変わったインターフェースですが、こちらも今後にご注目[/size]




これまで良くも悪くも、PCでは各社バラバラが当たり前だった垣根を越え、オンラインIDからコミュニティまで一体化するGames for Windows Live。既存のXbox Liveユーザーはそのまま同じアカウントで利用できたものの、PCゲーマーからはかなりのブーイング続きだった、有料マルチプレイがようやく撤回され、本日により基本的にどの機能も無料で利用可能になっています。

また、今のところPCゲームの標準的なシステム機能と呼ぶにはほど遠く、ソフト毎に家庭用のインターフェースをそのまま載せたかのような中途半端な操作系も、今後はPC向けに大きく見直されるようです。

[size=x-small]クロスプラットフォーム対応として、当初からアピールされていたVista版UNO。しかし、実は未だに発売された形跡ナシ…[/size]




そして一番注目なのは、こちらもようやく始まる[b]Games for Windows Live Marketplace[/b]。家庭用のコンソールで行われているような、ワンストップで統一されたダウンロードサービスが、Games for Windowsブランドとしてこの秋にも、PC向けに始まります。

今回発表を行った、MicrosoftのGames for Windows上級ディレクターKevin Unangst氏が、後に[url=http://www.shacknews.com/onearticle.x/53807]Shacknews[/url]のインタビューに答えたところによると、立ち上げ当初は体験版やトレイラー動画、有料や無料の追加コンテンツがその中心になるとのことですが、いずれXbox Liveアーケードのような形から本格的な大作まで、ゲーム本編がまるごと登場するのも遠くはなさそう。

実際のインターフェースなどはまだ明らかになっていないものの、コンテンツの購入はブラウザでも出来るほか、それとは別の"ゲーム外クライアント"も同時に用意されるようです。


[size=x-small]キーボード設定も可能なGames for Windows版Geometry Warsは、現在MSNとそしてSteamの両方で販売中[/size]



最近はEAやBlizzardなどの大手から、無料/カジュアルゲーム中心の新興パブリッシャーまで、現在も各社各様のゲームダウンロードサービスにおいて、その中でもこれからどうしても気になるのが、ValveによるSteamの存在。

PCゲームの扱い辛さを過去のものにする、統一されたゲームの自動更新、ディスクレスのデジタル流通サービスとしていち早く始まり、近頃は逆にSteamの方でも実績システムが加わったり、コミュニティーとしても大きな地位を築きつつありますが、Mirosoftでもこの点は少なからず意識している様子。

インタビューによれば、Games for Windows Liveを利用するタイトルであっても、他のダウンロードサービスで販売されることになんら制限はないそうで、今のところSteamと直接競合する部分はあっても、消費者やパブリッシャーが複数の選択肢から選べるようになれば、Windowsプラットフォーム全体として素晴らしいことだとしています。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.shacknews.com/onearticle.x/53807]Shacknews: "Games for Windows Takes on Steam"[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url="http://www.flickr.com/photos/gamerscore/"]GamerScoreBlog[/url])[/size]

 
【関連記事】
E3 08: アバター!HDDインストール!LIVEと共に生まれ変わる驚きのダッシュボード新機能
E3 08: 『Geometry Wars 2』『Galaga Legion』…夏注目のXBLA動画プレビュー大集合
E3 08: WindowsとXbox 360版の『Fallout 3』に専用DLCコンテンツの存在が明らかに!

ギネスにも仲間入り!『Civilization』海外ゲームの父Sid Meier氏に聞く10の質問
『ファイナルファンタジーXI』 Direct2Driveでのダウンロード販売が発表に
ビデオゲーム産業は2009年に570億ドル(6兆円)を超える市場規模になる

PCゲームの危機にNOを叫ぶ!『Steam』 Gabe Newell氏が語るPCの可能性
今後はセーブデータもオンラインで同期可能に…Valveが『Steam Cloud』をアナウンス
ValveはSteamの立上げの際、マイクロソフトとYahooに相談したそうですが……

動画でチェック!話題の『iPhone 3G』対応ゲームもさまざまなソフトが開発中
『XNA Community Games』ユーザー同士による配信コミュニティーがいよいよ始動
Windows Vistaにも有料ゴールドメンバーシップが登場か

- トップに戻る -




(C) Microsoft Corporation. All rights reserved.




 






《Miu》
【注目の記事】[PR]

PC アクセスランキング

  1. 話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

    話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正

  2. リメイク版『ウィザードリィ:狂王の試練場』にベニー松山氏新規書き下ろしのモンスター解説が追加へ!日本語も実装の正式版への移行も間近か

    リメイク版『ウィザードリィ:狂王の試練場』にベニー松山氏新規書き下ろしのモンスター解説が追加へ!日本語も実装の正式版への移行も間近か

  3. 巨大蛇から逃げるボディカム視点ホラー『DIGESTED』新プレイ映像公開―ひとたび喰われれば生きたまま消化

    巨大蛇から逃げるボディカム視点ホラー『DIGESTED』新プレイ映像公開―ひとたび喰われれば生きたまま消化

  4. 3Dダンジョン探索オートバトルRPG『Dragon Ruins』Steam向けに5月1日リリース決定!戦い続けて強くなり迷宮の最奥を目指せ

  5. デッキ成長型ゲーム『HEART of CROWN Online』Steam早期アクセス版リリース!ロードマップ公開&配信者応援キャンペーン実施

  6. 数十億年後の地球でセクシー美少女大暴れ!SFオープンワールドARPG『星の旅:億万年の絆(GALIX: NewHorizons)』発表

  7. マーシーが倒れた味方を起爆! ヒーローとヴィランが逆転する『オーバーウォッチ 2』期間限定イベント「ミラーウォッチ」が開催

  8. 3D化した血みどろ残虐ソウルライク続編『Morbid: The Lords of Ire』1週間ほど前倒しで5月17日発売へ―体験版配信中

  9. 最大60FPSや解像度向上対応の『Fallout 4』現世代機向けアップデート4月25日配信決定!

  10. 拠点を築いて生き残るゾンビサバイバル『Night of the Dead』現地時間7月5日に正式リリース決定―エンディングや巨大ゾンビ、フォロワーなどの追加で独自性がより鮮明に

アクセスランキングをもっと見る

page top