
先週末、任天堂ヨーロッパの発表により、海外で先行発売されたニンテンドーWiiのマリオパーティ8が、イギリスで初期出荷分すべてがリコールの対象になり、DestructoidやHaHa UKなど複数サイトが伝えるところによると、回収になってしまった原因として、ゲーム中のテキストで不適切な単語が使われていたことが指摘されているようです。
日本では7月26日に少し遅れて発売されるマリオパーティ8は、アメリカでは5月末に既に発売されており、たった三日間で30万本以上のセールスを記録する快挙を成し遂げています。一方のイギリスでは、もともと6月下旬の発売予定だったのが、何らかの問題が発生し7月13日に延期。ところがいざ発売日に出荷されたソフトが、任天堂ヨーロッパの発表により突然リコールの対象に。
海外サイトの情報によると、今回のリコールの原因になったのは、ゲーム中にミニゲームのルールを説明するカメックから発せられる“Spastic”というたった一つの単語……。この単語が、イギリスでは差別的、あるいは中傷的な用語としてセンサーに引っかかってしまったようです。

問題の単語が表示されるシーン。悪気はなかったはずのカメックさん
ちなみにこのSpasticという単語、意味を和英辞書で調べてみるとこんな感じ
Spastic
【名-1】 〈俗・軽蔑的〉痙性麻痺者{けいせい まひ しゃ}
【名-2】 〈俗・軽蔑的〉とろいやつ
【形-1】 けいれん性の
【形-2】 〈俗・軽蔑的〉へまばかりする、鈍くさい
どうやら北米版でも同じ単語が使用されているそうですが、文化の違いからか規制の対象にはならなかった模様。マリオパーティの開発は日本のハドソンが担当していることから、英語にローカライズ(翻訳)される段階で選択肢を誤ってしまったのでしょうか。このSpastic、元の日本語バージョンではどんな単語になっているのか、ちょっと気になってしまいます。
任天堂ヨーロッパの発表によると、リコールの原因が本当にこのたった一つの単語からなのかは説明されていませんが、公式サイトにて、可能な限り迅速に発売再開日を決定することを謝罪文とともに提示しています。
(ソース: HaHa UK, Destructoid , SPACE ALC, イメージ: Destructoid)
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