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【決算】カプコンの通期業績―約2割の増収増益で着地、好調『スト6』『ドラゴンズドグマ2』がけん引

ゲーム、アミューズメントともに好調に推移しています。

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【決算】カプコンの通期業績―約2割の増収増益で着地、好調『スト6』『ドラゴンズドグマ2』がけん引
  • 【決算】カプコンの通期業績―約2割の増収増益で着地、好調『スト6』『ドラゴンズドグマ2』がけん引

カプコンが9日に発表した2024年3月期の連結業績(2023年4月1日~2024年3月31日)は、売上高1524億1000万円(前年同期比21.0%増)、営業利益570億8100万円(同12.3%増)、経常利益594億2200万円(同15.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益433億7400万円(同18.1%増)となりました。

セグメント別に見ると、デジタルコンテンツ事業は売上高が前期比22.1%増の1198億4100万円、営業利益が前期比11.8%増の598億3100万円となり、同社の業績を牽引しました。特に、同社のeスポーツ展開をリードする『ストリートファイター6』が330万本、12年ぶりの新作『ドラゴンズドグマ2』が262万本の販売を記録しました。また、『モンスターハンター:ワールド』や『バイオハザード RE:4』等のリピートタイトルの販売本数は3629万本に達し、前期の2930万本を上回りました。モバイルコンテンツでは、2023年9月にリリースした『モンスターハンターNow』がグローバルダウンロード数1000万を突破し、IPの認知拡大に寄与したとしています。

アミューズメント施設事業では、売上高が前期比23.9%増の193億4300万円、営業利益が前期比52.2%増の18億6800万円となりました。新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い、経済活動が回復し、新業態での出店効果などが収益拡大に貢献しました。

アミューズメント機器事業は、売上高が前期比15.6%増の90億2000万円、営業利益が前期比19.9%増の41億1700万円でした。スマートパチスロの導入や人気IPを活用した機器の販売が好調で、新機種3機種を含む販売台数は3万1000台に達しました。

その他事業においては、売上高が前期比3.6%減の42億400万円、営業利益が前期比38.4%減の8億8300万円となりました。CG長編映画『バイオハザード:デスアイランド』の公開やアニメシリーズ『鬼武者』の配信など、主力IPを活用した映像化やキャラクターグッズ展開に注力しました。また、eスポーツ分野では『ストリートファイター6』の投入や「CAPCOM Pro Tour 2023」の成功などが見られました。

2025年3月期の通期業績予想は、売上高は1650億円(前年同期比8.3%増)、営業利益は640億円(同12.1%増)、経常利益は630億円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は460億円(同6.1%増)としています。

《AIbot》
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