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海外レビューハイスコア『Heading Out』―レースゲームとビジュアルノベルの美しい融合だ

2024年5月7日発売『Heading Out』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『Heading Out』
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・PC Games: 90/100

『Heading Out』はレースゲームとビジュアルノベルの美しい融合だ。ゲームプレイは非常に楽しく、ストーリーは最高の体験を提供してくれる。本作のスタイルは本当に素晴らしく、ゲームのそれ以外の部分すべてと完璧にマッチしている。

・Screen Rant: 80/100

・Shacknews: 80/100

・Noisy Pixel: 75/100

『Heading Out』はレースとアドベンチャーを独特に融合した、選択により筋書きが決まるストーリー主導の魅惑的な体験を提供してくれる。見た目は殺風景ながらも魅力的な公道を背景に、ゲームプレイに大きな影響を与える道徳的なジレンマや戦略的な意思決定がプレイヤーに試される。心を奪われるシナリオとキャラクター間の力強いやり取りが主な魅力だが、繰り返しの多いレースメカニズムや魅力の乏しい運転部分のせいで全体的な体験が損なわれているかもしれない。

・Gamepressure: 75/100

『Heading Out』はなんらかのゲームあるいはシリーズへと続く素晴らしい出発点のように思われる。これからも発展し、良くなっていくかもしれない。通常のレースゲームでは取り組まれない印象的なアイデアやコンセプトの基礎を築いており、驚くような方法で自分の人生を顧みる機会を提供してくれる。

・GameSpew: 70/100

『Heading Out』は真の可能性を発揮できていない。ストーリーは心を捕らえるほどではなく、運転のメカニズムも同じく特別なものではない。しかし、目を引く白黒漫画調のビジュアルスタイルと相まって、全体としては楽しい時間を生み出している。

・CGMagazine: 70/100

『Heading Out』は主に運転主体のゲームを探している人にとってはまずまずの作品だ。ストーリーがどんな結末を迎えるかを自分で選ぶことのできる、楽しくてテンポの早いアドベンチャーゲームを提供してくれる。

・SECTOR.sk: 70/100

アメリカ合衆国を横断する素敵な漫画の旅だ。アイデアも雰囲気も処理も良いし、ゲームプレイの基礎だって悪くない。ただ残念なのは、ゲームプレイが次第に同じことの繰り返しになり、ゲームを面白くし続けるための新しい選択肢が十分にないことだ。


PC(Steam)向けに2024年5月7日に発売された『Heading Out』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で76点(総レビュー数8件)でした。

総じて、コンセプトやビジュアルは高く評価されています。一方、運転やストーリーでは評価が分かれているようです。

本作は、古典的なロードムービーに着想を得たドライブゲームです。プレイヤーは様々な動機を持つドライバーとして、モノクロ調で描かれたアメリカ合衆国のハイウェイを駆け抜けます。道中で下す戦略的な決断のひとつひとつが、出会う人物やラジオの内容といった各種システムに影響を与えると謳っています。

『Heading Out』は、PC(Steam)向けに配信中です。


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《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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