【EVO Japan 2024】PS5版『Pocket Bravery』を試遊。新たな格ゲーブームの今こそ遊びたい、ネオポケ風味なタイトル | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【EVO Japan 2024】PS5版『Pocket Bravery』を試遊。新たな格ゲーブームの今こそ遊びたい、ネオポケ風味なタイトル

ネオジオポケット、懐かしいですね!

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【EVO Japan 2024】PS5版『Pocket Bravery』を試遊
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4月28日から3日間にわたって行われた、国内最大級の格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2024」。会場となる「有明GYM-EX」は、近年プロゲーマーやストリーマーの活躍によって新たな格ゲーブームが到来しているということもあり、かなりの熱気。メインとなる大会のほかにも様々なブースが出展され、ゲームの試遊台などが人気を博していました。

今回はその中から、オーイズミ・アミュージオのブースで出展されていたコンソール向け『Pocket Bravery』のPS5版プレイレポートをお届けしていきます。

『Pocket Bravery』はデフォルメされたアートスタイルが特徴の2D格闘ゲームで、コンソール版に先んじてSteam版が発売中です。評価は「非常に好評」ですが、Steam上では日本語レビューは少なく、充分な注目を受けていない作品ともいえます。

ストアページには「『ストリートファイター』『餓狼伝説』『ザ・キング・オブ・ファイターズ』など、90年代のクラシックな格闘ゲームにインスパイアされた『Pocket Bravery』は、「ネオジオポケット」の美学を取り入れつつ、レトロな雰囲気を備えた現代的な格闘ゲームに仕上がっています!」とあり、筆者としては世代的にワクワクするような売り文句です。

まずはグラフィックスの印象から。「ネオジオポケット」らしさをプッシュするだけあって、低い頭身でデフォルメされたキャラクターが可愛らしく、ドット絵で描かれているところも非常に良いです。

デフォルメ格闘ゲームである『ポケットファイター』を連想するのはもちろんですし、個人的には『Scott Pilgrim vs. The World: The Game』のアートスタイルを少し想起させられました(おそらくリスペクト元が似た時代のゲームなのでしょう)。

操作はコマンド入力を伴う典型的な格闘ゲーム操作の「デフォルト操作」の他、近年の格闘ゲームのトレンドともなりつつある簡易的なスタイルの「アクセシブル操作」が用意されています。

DualSenseでいうと、R1ボタンを押し込みながら各攻撃ボタンを押すことで対応した必殺技を出せる仕組みです。アクセシブル操作にするとコマンドでは必殺技が出せなくなる(出なくなる)、という仕様だそう。

大手の格闘ゲームと比べるとインディーゲーム感があり、開発も小規模であろう本作ですが、超必殺技の演出の派手さなどは非常に楽しめるように作られていました。技のモーションにはパロディ元があるものも多く、ネタを想像しながら遊ぶのも「格ゲーオタク向け」という感じがして良いですね。

システムは、テストプレイで触った限りではなかなかシンプル。強度が低い攻撃から高い攻撃へとコンボがつなげるチェーン/ガトリングコンボ的な仕組みがあったり、ゲージを消費して必殺技を強化する「EX技」的な役割の「エレメンタル技」など、格闘ゲームに慣れたプレイヤーであれば馴染みのあるシステムが多く搭載されています。

ゲージは通常の超必殺技に使う青いゲージの他、左下に「エレメンタル技」と強化超必殺技ともいえる「ファイナルアタック」、『ギルティギア』シリーズでいうところの「バースト」的な緊急防御、「ブレイカー」用のゲージが用意されています。

システムは様々に揃っており、グラフィックもキャラクターも魅力的な本作。ゲーム画面を見ていて一番気になったのがいわゆる投げキャラの「アルシャビン」。多種多様な投げ技を持っていてかなり強そうでした。

ゲームタイトル通りにカジュアルな雰囲気を持つ『Pocket Bravery』は、“ガチでやり込んで最強を目指す”よりは“操作に慣れないまま友達と遊んで、一緒にワイワイ盛り上がる”といった楽しみ方が合いそうです。アートスタイルにグッと来た方や、ライトな気持ちで友達と格ゲーをプレイしたい方は手にとってみてはいかがでしょうか!


コンソール版『Pocket Bravery』はPS5/PS4/ニンテンドースイッチ向けに、2024年夏より発売予定です。


《文章書く彦》
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