先日各メディアが報じた『Starfield』リーカーの逮捕報道ですが、海外メディア・Polygonの取材でその情報が裏付けされました。
ゲーム映像のアップロードも…
この事件は、アメリカ・テネシー州メンフィスに所在する物流会社・Vantivaの倉庫から『Starfield』のゲームソフト数十本が盗まれたというものです。警察による公式発表がなかったものの、Polygonの取材によって確かなものであると裏付けられた形です。
今月24日に逮捕された29歳のダリン・ハリス容疑者は、このソフトを使い無断でプレイ映像をアップロード。「トッド(・ハワード)、気を悪くしないでくれ。」「ゲームの専門家じゃないからちょっと試してみただけだけど、あれはマジでいいゲームだよ」などとコメントする動画を投稿したほか、ネットフリマサイト・メルカリで数本のソフトを販売し、発送の様子を収めた動画もアップしていました。
今回の罪状はゲーム映像の無断アップではなく、重い窃盗の罪。メンフィス警察の報告書によると、計67本あったゲームの価値は2,500ドルであるそうですが、Polygonは「実際はもっと高いと思われる、全て通常版であったとしても、4,600ドル以上になるはず」と述べています。
窃盗やマリファナ所持など余罪も
容疑者の家宅捜索によって、マリファナの所持や拳銃の盗難品(1,000ドル以下の財物窃盗)が明らかになったことから、さらに2つの軽罪で拘留。しかし、ゲームは自分で購入したと供述しているとのことです。
容疑者はその後、逮捕の翌日である8月25日には1万ドルの保釈金で釈放され、9月8日に行われる裁判に出廷するそうです。
注目作であればあるほど、今回の事件のような大胆なリークが行われる可能性が高くなります。もしリークらしき情報を見かけた際は、情報の取り扱いには気をつけましょう。