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復活がより現実的に?アクティビジョン製『トランスフォーマー』ソースコードはまだ残っているとCCO明言

ハズブロはコミコンでの発言は誤りだったと謝罪。

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復活がより現実的に?アクティビジョン製『トランスフォーマー』ソースコードはまだ残っているとCCO明言
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先日ハズブロ社がアクティビジョン発売の『トランスフォーマー』ゲームシリーズをXbox Game Passを通じて再リリースしたいと述べていましたが、それを報じたニュースの見出しにActivison BlizzardのCCOが反応しています。

ハズブロ社には復活させる意思あり

アクティビジョン発売の『トランスフォーマー』作品といえば、プラチナゲームズが開発した『Transformers:Devastation』(日本未発売)や、『トランスフォーマー ライズ オブ ザ ダーク スパーク』などが挙げられ、古いものも含めるとその総数は11本にも及びます(Transformers Wiki)。本記事執筆時点ではいずれもデジタル版の配信が終了しており、新規にプレイするには中古のパッケージ版を購入するほかありません。

『トランスフォーマー ライズ オブ ザ ダーク スパーク』。画像は日本版発売元であるスクウェア・エニックスの公式サイトから引用。

そんな中、「トランスフォーマー」の権利を持つハズブロ社はサンディエゴ・コミコン2023のファンイベントにて、マイクロソフトによる買収が進めば簡単にGame Passに追加できると言いました。

しかしながら「残念ながらアクティビジョンがソースコードの入ったハードディスクがどこにあるかを把握しておらず、難しいかもしれない」という旨をコメントしており、復活できるかどうか定かではない状態でした。

復活はより現実的に?

Activision BlizzardのCCOであるルル・チェン・メザービー氏はこの一部始終を報じたメディアの見出しを引用し、ソースコードを失ったというコメントを否定。「我々はコードを持っており、一度も失ったことはない」と述べました。これを受けたハズブロ側はコミコンでの発言が誤りだったことを認め、海外メディア・VGCを通じて謝罪しました。

『Transformers:Devastation』。画像は開発元であるプラチナゲームズの公式サイトより引用。

ソースコードが残っていることがわかったアクティビジョンの『トランスフォーマー』ゲームですが、メザービー氏は復活を否定も肯定もしていないため、実際のところはまだわからない、というのが現実的なところと見られます。ひとまずはコミコンで挙がった“悲報”は払拭されたということで、復活の可能性に今後も注目したいところです。


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《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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